和歌山県の熊野本宮大社の近くには、とても珍しい温泉「川湯温泉」があります。
このあたりは、1500万年の前の火山の噴火でできた地形のため、3つのそれぞれ違う温泉があります。そのなかのひとつが、川湯温泉です。
川湯温泉は、「川湯」の漢字の通り、湯が湧き上がってくる温泉で、全国的にもとてもレアな温泉です。
温泉好き、温泉通には有名な、知る人ぞ知る温泉です。
川湯温泉への行き方、車やバスでのアクセス方法、公衆浴場についてご紹介します。
川湯温泉とは
川湯温泉は和歌山県南部にあります。
熊野古道で有名なエリア、田辺市の熊野本宮大社周辺の温泉郷です。
熊野本宮大社周辺の3つ温泉郷はそれぞれ泉質が違う温泉です。
- 湯の峰温泉
- わたらせ温泉
- 「川湯温泉」
川湯温泉は、
川原を掘れば、温泉が湧いてくる日本全国でもとっても珍しい温泉なんです。
夏は、川で水遊び!そして川原で温泉!
冬は、期間限定の「仙人風呂」
1年中、楽しめる温泉です。
川底からは、ぼこぼこと70度以上の源泉が湧いてきています。その温泉が、熊野川の支流大塔川が混ざり合い、程良い温泉が出来上がっています。
いろいろな個所から、ぼこぼこっと、湧いてきているので、場所によって、微妙に温度差ができるのも面白い!
川原を掘って、自分だけのオリジナル温泉を作ることができます
また、公衆浴場(共同浴場)もあるので、ホテル宿泊客はもちろんですが、日帰りで楽しむことができます。キャンパーや家族連れでも賑わっています。
泉質 | ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉 73゚C |
飲用効果 | 胃腸病、糖尿病、痛風 |
浴用効果 | 神経痛、糖尿病 |
駐車場 |
無料 150m程下流に約40台あり |
公衆浴場
(出典:http://www.hongu.jp/onsen/kawayu/kawayu-kousyuu/)
川湯温泉旅館街の中心部にあり、昔ながらの素朴な共同浴場には川底から湧き出た源泉をひきこみ、いつでも新鮮なお湯に浸かる事が出来ます。
【地図】
川湯温泉へのアクセス
車の場合のアクセス
【湾岸線(阪和道路経由)】
高速道路を通っていく
(1)大阪市内からは、松原JCT で、「和歌山/南阪奈道 方面 阪和自動車道」へ
(2)阪和自動車道を通り、南紀田辺ICで出る
(3)国道42号線を南下
(4)田辺市を経て上富田町 朝来より国道311号線に入り本宮町川湯温泉へ。
【168号線 奈良県十津川経由】
松原JCT で、和歌山/南阪奈道 方面 阪和自動車道 の標識に従う
ただし、山道でカーブが多い
・西名阪自動車道香芝ICより、国道24号線、五條市を経由して国道168号線を南下。本宮町川湯温泉へ。
バスで川湯温泉へ
・JR紀勢本線新宮駅より熊野交通バスまたは奈良交通バスにて約1時間、「川湯温泉」バス停下車。
・JR紀勢本線紀伊田辺駅より龍神バスにて約1時間40分、「川湯温泉」バス停下車。
熊野へのアクセスはこちらも参考に!
川湯温泉宿泊おすすめ
(1)みどりや
川湯温泉 山水館 川湯みどりや・・・ホテルの目の前は河原になっていて、川のせせらぎを感じながら入る露天風呂がおすすめ!お部屋も和室と洋室があります。
※熊野古道への送迎があります。事前に相談を!
創業150年!
本館が国の有形文化財に指定されている純和風の老舗旅館!
川湯温泉の中央に位置し、お部屋からは清流が望める素敵な旅館です。
川湯温泉「仙人風呂」
冬の期間限定の大露天風呂
詳細はこちら↓
最後に
和歌山県の「川湯温泉」のアクセス、駐車場についてご紹介しました
いかがでしたでしょうか。
川湯温泉は全国的にもとても珍しい温泉です!
夏も冬も、一年中楽しめる温泉です。
是非、訪れてみてください
こちらも参考に