こんにちは~
先日熊野古道に行ってきました。今回は新大阪から特急くろしおに乗って新宮駅までの旅♪ なんとなんと乗車時間は4時間
熊野行の特急は社内販売がありませんから、お菓子とコーヒーをばっちり調達して、特急に乗り込みました。4時間をいかに楽しむか~ってね。
旅のお供に持って行った本がとっても面白かったのでご紹介します
熊野から読み解く記紀神話
まず、ページを開くと、、、
とっても写真がきれいで惹き込まれます
日本書紀、古事記とかね、難しいお話は実は苦手なんです・・・なんて言っていてはだめなのかしらね。
パラパラめくっていくと、もくじのページにきて。
もくじ
スサノオの熊野とアマテラスの伊勢(池田雅之)
熊野神話と出雲神話(三石学)
魂のゆるかごに還る(中上紀)
1祈りと祭り
2原始の女神と女性
↑この「祈り」って言葉に惹かれて・・・( ,,`・ω・´)ンンン?
と興味津々になってしまったのです。そして、原始の女神? ニシキノトベも出てくるかな~とか思ったりもして。
気付いたら、ここから読み始めていました(*^▽^*)
このつづきも書いておきますね
熊野から日向神話の里へ(桐村英一郎)
熊野と渡来(秦 まゆな)
このような構成になっています
それぞれのカテゴリーは別々のお話なので、興味があるページから読んでいっても楽しめる本です
熊野と伊勢、熊野と出雲、熊野と日向・・・面白い切り口
熊野はスサノオノミコトで、伊勢はアマテラスオオミカミ・・・むむむ、なるほど。
中上紀さんにとっても興味がわきました~
中上紀さんって、ハワイ大学卒業の小説家。和歌山県新宮市を拠点にした文化組織「熊野大学」の夏期セミナーにて毎年の企画や講師を担当されているそうで、そのほかには、熊野に関連するイベントで講師を務めたり、中国、韓国、フィリピン、アイオワなどで文学会議に出席するなど、常に熊野とアジア、世界を見つめ続けている方なんです。
小説家なんで当たり前なんだけど、文章がうまく、惹き込まれます。詩人っていうか、表現がうまい・・す~と入っていきますよ。ほかの本も読んでみたいな~と思うくらい
この「熊野から読み解く記紀神話」では、熊野の各所での経験、出来事や言い伝えなどから独特の著者の菅sネイで綴られています。とっても興味深く、面白かったです、文章もとても読みやすいから、あっという間に読めますよ
お父さんも作家で中上健次
他のおすすめ本
熊野古道が好きで、また神様についてとか、パワースポットとかの観点からも熊野古道のガイドブックをいろいろ読みました。その中で、神様のこと、スピリチュアル、パワースポット好きな人はこちらもおすすめです
植島先生が好きなのでまずはこちら↓ 他も日本聖地100もおすすめ
世界遺産神々の眠る「熊野」を歩く (集英社新書 ビジュアル版 13V)
日本だけでなく、世界の宗教や聖地に精通された植島先生ならでは一冊です。熊野のことがとても詳しく書いてあります。
「熊野の神様はどこから来たのか?」「なぜ多くの人が熊野詣をしたのか?何をしていたのか?」「熊野は火山もないの温泉が豊富なわけ?」様々な謎から熊野が持っている特殊性を紐解き、熊野の神さまについて、多くの文献調査と自らの足で歩いて知って感じたところを詳しくわかりやすく記載されています。使われいる写真も素晴らしくオススメの一冊です。
熊野三山「熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社」の説明がとても詳しい一冊。旅に出かける前に学べる本です
熊野の神様のルーツ、熊野大権現について素晴らしい迫力ある写真と共に紹介されています。