こんにちは!
2019年の2月3月の熊野古道の旅を終え、あまりにも神がかかった旅だったこと、奇跡の連続で、、、福岡に戻ってからも、なかなか興奮冷めやらず、やっと落ち着いたと思ったら、、、
「初☆熊野古道の旅」を思いだし、回想し、気付いてしまったのです!
初めての熊野古道の旅も、奇跡の連続、ミラクル連続だったのです(^O^)
素晴らしい出逢いの旅だったのです
というわけで、私の熊野古道物語を書いていきたいと思います。
熊野古道に出会ったのが2013年で、なんで福岡にいながら、熊野古道のブログを運営しているんだろう?!って自分でも思っていましたし、なんでこんなに「熊野古道」が好きなんやろ?
ずっと繋がっているご縁なんだろうな~
熊野古道を歩くとパワーは満タン!
今回の2019年2月3月の旅でも、
熊野古道・中辺路を歩き、神秘ウォークも歩き、玉置神社も行き、さらに元気になっているのですから、
熊野古道の旅、もっと掘り下げて紹介してみよう(^O^)
そのような気になりましたので、しばしおつきあいくださいませ。
お楽しみに☆
今回は第2章です。
第1章はこちら↓
①から読んだ方が話がわかりやすいですので、まずどうぞ!
↓↓↓
もくじ
初☆熊野古道の初日は雨
前節「出逢いに偶然はない!必然だった」
前回のブログで書いたように、私が選択したって言うよりも、、、、「熊野古道 小辺路」を歩く運命になっていたのです。
今も熊野古道へ通ってしまうし、人も熊野へご案内したいと思ってしまう。
それは、
やっぱり、熊野で出会った方々の支え、サポートがあったから、
私一人で熊野古道を旅して、知り得た情報でもないのです。
地元の方の様々なサポートなくして、私の熊野古道物語はありません。
それだけ、熊野でいろんな奇跡的な出逢いが大きいのです。
小辺路を歩いてなかったら、、、
あの時に雨じゃなかったら、、、
あの時にバスに乗り遅れていなかったら、、、
あの人に出逢ってなかったら、、、
「出逢いに偶然はない」といいますけど、
そうなんでしょうね~~
奇跡の連続の熊野古道の旅です
本題へ「高野山から歩く予定ですが・・・」
高野山の宿坊に一泊する日の夕方、
「やっと、翌日から熊野古道を歩き始めるぞ!」
「楽しみ!」
やっとだな~~~と嬉しい気持ちでわくわくしていました
ちょうど夕方に、宿坊から出かけようとしているところで、
恰好がまさに、今から歩きます!ってウエアを着ているカップルに出会いました。
見るからに「巡礼者」
同じにおいがします
私は思わず、
「どこから来たんですか? 歩くんですか?」
なんて聞いてしまったら、、、
向こうも同じにおいのする私に、嬉しそうに話してきました
スペインから熊野古道を歩きに来ているというのです
しかも、よくよーーーく聞いたら、
高野山も2回目、熊野古道も2回目!
こんなことってある?
日本人の私は、「初☆熊野古道」なのに、スペインからの2人は2度目!!!
びっくりしました。
そして、
私が明日から熊野古道を歩くんだ~と言うと、
明日は雨だから、翌日にしなよ!
僕たちと一緒に熊野古道を歩きませんか?
1人で歩くと危ないよ!
え?熊でも出るの・・・と驚かされたら、そうではなく、
「もしも、君が足をくじいて怪我でもしたら、どうするんだ! 誰も助けに来てくれないよ!」
真剣な顔して、カップルの男性が言うのです。
それは一理あるかな・・・と思いました
一緒に歩く場合は、僕たちは君の邪魔はしないから。
スペイン巡礼の経験がある2人は、歩き方をわきまえているようでした。
私もスペイン巡礼を歩いていますので、わかるのですが。
一緒に歩くって難しいんですよ。歩幅もペースも違いますし、ましてや、1人で歩く瞑想をしたい時もありますよね。そういう時は、そっとしてほしいもんです。そのあたりをちゃーんと理解していた2人だったのです。
確かに、、、熊野古道が初めてで、当時の私はどのくらい「小辺路が山の中を歩き、携帯が繋がらない」なんて知る余地もなく、
もし、明日本当に雨になったら、行くかどうかを考えるってことにしました。
私の中では、「熊野古道=5泊6日」と思いこんでいるので、長く旅する予定はなく、長くなれば宿代もかかりますし、ましてやGWになってしまったら、宿の確保も難しくなるし、、、早く歩いて帰ろう!と思っていました
そしたら、翌日はやっぱり雨
朝のお勤めでも顔を合わせたので、せっかくだから、宿坊の朝食も一緒に食べよう!ということになり、また話が盛り上がります。
もうひとり、スエーデン人も一緒になり、なんだかわからないけど、朝食後に、スペイン人の部屋に行くことになり、いろいろ話しました。
その時に、
スペイン人の彼女「Yolanda(ジョランダ)」からプレゼントを頂きました!
手渡されたのは、「メダイ」
え!メダイ?!
スペインの彼女もメダイを持っているんだ~と思い、
お礼だけを言って、もっとメダイの話がしたかったのだけど、スエーデン人とスペイン語で一生懸命話しているので、、、なんだか割って入る訳にもいかず、、、(スペイン語はしゃべれませんので)
雨だから、私はもう一泊、泊まることを宿坊に告げ、4人で高野山を散策することになりました。
私はとっとと歩いてよかったのですが、雨ですから仕方ありません。
雨のせいで、、、
雨のおかげで?!
翌日に3人一緒に歩くことになりました。
高野山観光
まず、スペイン人、スエーデン人、私の4人は、奥之院へ行きました!
朝6時と10時に、お大師様(弘法大師)にご飯が供えられるので、それを見に行ったのです。
【奥之院への入り口】
その後、どこに行ったのでしょう・・・
記憶がさっぱりなし!
写真はあった↓
奥之院で、いろいろとスペイン人に質問されたのだけど、、、私にとっては初めての高野山、よくわかってないのに答えられるはずもなく、実際スペインの二人の方が二度目なわけで。
そんな私に、頼まれたことが1つありました!
何かといえば、
昨年に、高野山へ来た時に、「おみやげさんの女性にとても親切にされたので、スペインからのギフトを渡したいので、通訳をして!」ということでした。
お土産を買った時に、ちいさな折り紙で作ったお人形をもらったらしく、
またまた同じものを今回も頂いて、
そのお礼をしたいとのことでした。
なんとも律儀なスペイン人!
そして、
彼らが言うには、同じお土産屋さんの女性だというのです。
その時の写真を見せたのかな・・・?!
私のなんちゃって通訳で、お土産屋さんのおばちゃんとスペイン人の二人の笑顔!
微笑まし~、、、今ブログを書きながら思い出しました(^O^)
熊野古道を歩こう!と張り切っていた私ですので、高野山にはそれほど興味がなく、というか、全く下調べをしていなかったのです。ただの通過点くらいに思っていたのですが、、、
それは大きな間違い!
私はその後何度、高野山へ行ったのでしょうか?!
友人まで案内して、高野山のガイドさんまで雇っちゃいました。
もちろん、精進料理を頂いたり、ゴマ豆腐もお友達に発送したり、高野山が大好きになっていったのです。
そのきっかけとは、
夜になって宿坊「無量光院」内を歩いていた時に、たまたま、通りかかったお坊さんに曼荼羅について、いろいろ質問をしていたのです、お優しいお坊さんは、いろいろ教えてくれました。
なんだかわからないけど、、、
弘法大師、空海の偉大さ、壮大な世界観、
空海の宇宙観
にとても感動して、すごい人だと気付いたんです
1200年以上前にその教えを説いていた!!!
すごい!
そんな気持ちでした。
こんな一言で語れないくらい、
本当は深いのです
空海について、もっともっと知りたいからはネットで調べてみてくださいね♪
スペイン人との不思議なご縁
結局、3人で熊野古道を歩くことになりました!
これも何かのご縁ですかね・・・くらいに私は思っていました、当時は。
まさか、その後も遠く離れていても友達でいるなんて!
実に濃いんですよ~
日本で言う、ただ年賀状をやり取りするって感じじゃなくて、心が繋がっているってこういうことなんだな~と思う。不思議なんだけど。
2013年に出会い、熊野古道を一緒に歩き、
2014年はスペイン人2人の友人が福岡へ来て、
2015年は、私がスペインマヨルカ島へ行き、
そして、
なんとなんと!
昨年の2018年10月に、スペインから二人は福岡まで私に会いに来てくれたのです。
不思議ですよね~
熊野古道が繋いだご縁♡
距離じゃないんです。
心が繋がっている。
今も繋がっている!
なんとなんと
2019年4月に、またスペイン人マヨルカの友人が福岡に来るのです!
こんなことあるって思いますよね?!
やっと出発!「熊野古道」の入り口はどこ?
高野山から熊野古道を歩く場合は、
「金剛三味院」を目指してください!
↓↓↓
このまま、まっすぐ行くのではなく、
右折
熊野古道に標識があるので、曲がってください!
【熊野古道・小辺路】
高野山→野迫川村・水が峰
距離:11.3km
歩行時間:3時間30分
所要時間:4時間30分
君の名は? 巡礼仲間について
いよいよ歩き始めた私達3人
2人は、スペインのマヨルカ島から来ていました。
男性は、David (デイビッド、と書きますが、ふつう皆からダビと呼ばれています)
女性は、Yolanda (ジョランダ、ヨランダじゃないよ)
素敵な2人
なんだか、まぎれちゃった私?!
熊野古道を歩くのが、まさか3人で歩くことになるなんて、だれが想像していたでしょう
しかも、険しい道の「小辺路」です
この標識にも書いてあります
↓↓↓
写真なので、読み辛いかもしれないので、こちらに書きます
2013年時点でも、日本語と英語表記ですね!
↓↓↓
「紀伊半島中央部を南北に通り「熊野三山」と「高野山」の両霊場を最短距離で結ぶ経路である。途中には、標高1000m以上の峠を3度も越えなければならず、熊野参詣道の中でも険しい経路の一つである。
この道は、参詣者や商人といった人々が主として利用した、いわゆる庶民の道として中世から利用された道である」
こんなに険しいと知っていたら、初めての熊野古道で「小辺路」を選んだのでしょうか???
選んでないよね
知らないから、歩けたのでしょう
そして、巡礼仲間がいたから、歩けたのです
最後に
初☆熊野古道を歩くのに、全く何も準備していない私、
それに比べ、完璧に準備しているスペイン人カップル
まるで、私のガイド?!
日本にいながら、外人に日本をガイドされる私でした。
準備万端の彼らに支えられ旅はスタートします
すべての旅の旅程・宿はひとつの冊子にまとめられていて、GPSも持っていますので、道に迷うことはないのです。
彼らが、、、
いやいや彼が作った「熊野古道スケジュールノート」
「Lonely David」
今気づいたけど、ロンリープラネットをもじってある?!(^O^)
↓↓↓
すごいでしょう!!!
つづく
今回は第2章です。
第1章はこちら↓
①から読んだ方が話がわかりやすいです