こんにちは~
今回は8月にプライベートガイドをお申込みされたNさんから素敵な感想を送って頂きましたので、ご紹介します
日程は、3泊4日
世界遺産の試験を受けられているので、今回は行きたい場所を伺いながらルートを考え、ご案内いたしました。私も一緒に世界遺産について勉強しました
頂いた感想を読みながら、笑っちゃいました。そんなこと言っちゃいけないな。。。嬉しさと恥ずかしさ、照れました 😀
私のことを「カリスマガイド」って思っていたそうで・・・・最終的には「熊野の女神」だって~ (*^▽^*) うれしいお言葉を頂きました。ふふふ、熊野古道の旅を満喫してくださったようで、とても嬉しいです
熊野の女神に導かれて
熊野古道を訪れた理由や背景
東京在住Y.N.
昨年の夏休みに高野山から伊勢神宮と回ってきましたが、時間的余裕がなく熊野三山まで足を延ばすことできませんでした。
今年はそのリベンジと世界遺産の実地踏査のため(小生、世界遺産巡りが趣味のひとつです)自粛中の4月初めに宿と飛行機を予約しておりました。
Travelの2週間ほど前から、どういう行程で攻略しようか、熊野観光協会に連絡したり、Travel本取り寄せたり、いろいろ調べるうちに 中山さんのホームページに辿り着きました。
あとは一切、カリスマガイドの中山さんにスケジュールなど一切任せのTravelと相成りました(笑)。
🍀8/10 初日🍀
7:30羽田空港発のJALにて初の南紀白浜空港へ。ここから9:30発の高速バスで紀伊勝浦へ。バスの乗客はこれもコロナの影響か、なんと小生一人でした(笑)。空港のインフォメーションの方が本当に親切で、バス乗場まで丁寧に案内して頂きました😁
11:30に紀伊勝浦到着。
朝5:00起きだったものでお腹ペコペコでランチは中山さんに教えて頂いた 『いちりん』というお店のマグロ丼をいただきましたが、あまりの美味しさにネギトロ丼もいただき大満足😇
中山さんに紹介していただいたベテランガイドのOさんとの待ち合わせに時間があったので、勝浦漁港を見ながら足湯、海の湯につかり、ホッと一息。
ただ外気温が35度くらいあったので、しっかり水分補給はしておきました。
1:15くらいにOさんとお会いしましたが、昨年高野山の古道を歩いた際にも語り部さんとマンツーマンでしたが、てっきり語り部さんやガイドさんは全て女性だと思い込んでいたので、男性だったのに内心ビックリいたしました。
Oさんにこの日は、熊野古道 大門坂から熊野那智大社まて詳しく説明していただきながら歩き、熊野那智大社で参拝し、青岸渡寺から那智の滝、飛瀧神社と参拝し歩き回りました。
途中 パワースポットのクスノキなどなどから多くのパワーをいただきました。あとで知ったのですが、Oさんは著名芸能人もガイドした経験のあるレジェンドガイドだそうです。
とにかく語り口の穏やかな優しい方で、70歳過ぎには全く目えないジェントルマンでした。
間近で観た那智の滝、素晴らしい。ここでもパワーを頂きました👍
🍀8/11 2日目🍀
8:00に宿泊先のホテル浦島の駐車場で待ち合わせて中山さんに初対面。
まず補陀落山寺に行き、通常8:30 オープンとの事ですが、熊野ミラクルでその前に参拝どころか、中山さんと顔馴染みのSさんに、このお寺の起源や世界遺産登録の登録の構成要因となる補陀落渡海(フダラクトカイ)という奇習について詳しく解説していただきました。
さらにこのお寺の秘仏、重要文化財 千手観音像まで内緒でご開帳していただき、そのおだやかなお顔を拝観させていただき大感激です。Sさんに千手観音の絵ハガキまで頂いちゃいました👍
その後車で熊野三山の奥の院、玉置神社まで移動し正式参拝し、ここでさらに熊野ミラクルで中山さんと旧知のMさんに良くしていただき、現在コロナの関係で非公開の玉置神社の襖絵をKさんに詳しく解説していただき、眼福の至高の時間を過ごす事ができました。襖絵は狩野派の画家による素晴らしい作品で、まさに眼福でした。
玉置神社は玉石社や神代杉、夫婦杉など見処たくさんあり、参拝しながら歩き回りました。
その後車で十津川村まで移動し、熊野参詣道小辺路、果無峠を40分ほどの悪路を登り天空の里、果無集落に辿り着きました。
中山さんが知り合いの人家に入っていき缶ビールを取り出してきてくれて、その人家の庭のテラスに座り、飲んだビールは最高に美味かったあ👍
中山さんとこちらの集落の方々との親密な関係を感じました。
聞こえるのは蝉の泣き声くらい、それも高所だからあまりうるさくなく、ほどよい声色。この集落は現在7世帯ほどしかなく、360度山々に囲まれていて、まさに『天空の里』。
しばし時間が止まりました。普段、都会で暮らしている小生にとって全くの異次元の空間と時間でした😄
この日のランチは峠の釜めしを頂きました。
【補陀落山寺について】
🍀8/12 3日目🍀
中山さんと朝8:00に待ち合わせ,まず世界遺産センター?にてお勉強してから熊野古道で代表的な中辺路のコース
発心門王子➡️熊野本宮大社➡️大斉原(おおゆのはら)と約3時間くらいかけて散策しました。大斉原の日本最大の大鳥居が遠くに見えた目晴らし台ではその景色に感動しました。
途中今日のランチは『山伏そば拝庵』。
行者さんがやっておるお店でそばも美味でしたが食後、法螺貝にて送りだしていただき大感激😂
宿泊はホテル浦島3連泊でしたが、このホテルは温泉は有名な洞窟風呂、忘帰洞(昔、紀州の殿様がその絶景に帰るのも忘れてしまったという故事から名付けられたとの事)などがあり素晴らしいのですが、食事は、朝晩バイキングでいまいちでした。
バイキング3日続けてはちょっと辛いし、熊野ラストナイトなので、夕飯は初日にバカウマだった『いちりん』で中山さんに6:00予約とっていただき堪能しました。
結局 いちりんには9:30の閉店までいて大いに飲み食いし(その安さに驚愕)、二次会で駅前の 『Why KUMANO 』という宿泊設備のあるカフェ・バーにてジン・トニックを2,3杯いただき、在店していたお客さんとみんなで乾杯したり新たに懇親を深める事ができ、非常にハッピーな時間を過ごす事ができました。このお店の店主はまだ30歳と若く、地元出身で教職に就いたり世界中を放浪するなどして帰国し、このお店を始めたとの事。一遍上人絵巻に出てくる 王子そっくりな容貌で憎めないナイスガイでした。
🍀8/13 最終日🍀
Travel最終日もやや二日酔いながら6:00くらいに目覚め、酔い覚ましに忘帰洞にて朝風呂入り、気合を入れて(笑)チェックアウトしてから、8:00過ぎに中山さんと待ち合わせ。
なんと 最終日の朝一から紀伊 松島の島巡りです。約50分くらいの船の観光を楽しみました。
この後 新宮まで車で移動し、中山さんの友人の地元の郷土史家のO先生に新宮城跡、阿須賀神社と詳細に案内して頂きました。
特に 炎天下のもと新宮城跡の石垣について、大手道➡️松の丸➡️鐘の丸➡️本丸 と亀甲積み、算木積みの違いなど詳細に実地に説明して頂きました。こんな熱い実地学習は、まず二度とないと思います。これも熊野ミラクル👍
ランチは、中山さんの旧知のお店で貸し切りにしていただき特製カレーを頂きました。
この後熊野速玉大社に参拝、拝観し、最後はいよいよ神倉神社へ。
最初、下から見上げると垂直に近く延々と続くように見える石段には多少プレッシャーを感じましたが、慎重に歩み続け何とか登り切り、神倉神社からの絶景に癒され、たっぷりパワーをいただきました😇
この後猛暑の中、カキ氷を頂きましたが、天然氷を使っている氷屋さんのお店だそうで、美味しかったあ😇
その後 中山さんに南紀白浜空港まで車で送っていただき熊野Travelは終了です。
中山さんのおかげで4日間のTravelでしたが、コアでディープなスケジュールで1週間分くらい楽しめた気がいたします。
世界遺産巡りの一環として、昨年から『紀伊山地の霊場と参詣道』にトライしていましたが、去年の高野山と今回の熊野三山巡りで一応クリアかなあ(笑)😁
小生の中では 熊野ミラクルなど何回もあり、中山さんのことを3日目あたりから、『カリスマガイド』から『熊野の女神』に昇格させておりました。
熊野の女神 ありがとう👍
最後に
東京在住のNさま、ありがとうございました
世界遺産の熊野古道に、遠路はるばるお越しいただきまして、本当にありがとうございました。ガイドさせて頂いたご縁に感謝です
3泊4日の中で、あっちもこっちもご案内したい場所がいっぱいありましたが、やっぱり全部は回れません。熊野は和歌山県、奈良県、三重県と広いのです。
ここ!というところを抜粋しまして、、ご案内させて頂きました。
8月なのでとっても暑い中、熊野古道を歩き、神社をめぐり、たくさん世界遺産について、熊野古道について、熱心に学ばれ、私も一緒に勉強させて頂きました。
そして、
素敵な感想を頂き、とても嬉しいです。カリスマガイドとして・・・熊野の女神と言ってくださったのを大切にして、今後も熊野をご案内していきたいと思います
また、熊野でお目にかかれる日を楽しみにしております
是非、また熊野へいらしてくださいませ~