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【熊野古道伊勢路の体験記】虹と海と山!絶景とグルメ!一石峠→三浦峠→始神峠(2日目)

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熊野古道伊勢路2日目(12月11日)は、古里温泉の宿泊施設「四季活魚の宿 紀伊の松島 」を後にして、熊野古道を歩き始めました。

冬の熊野古道の伊勢路の5泊6日の旅行記、二日目です!

 

熊野古道については下記の記事を参考にしてください↓

熊野古道・伊勢路の7つの魅力とは?馬越峠は初心者におすすめ!

冬の熊野古道の服装や気候は?

 

熊野古道・伊勢路 5泊6日 二日目

【予定コース】

古里→一石峠→素朴な海辺の町を歩く→三浦峠→始神峠→JR相賀

 

熊野古道・伊勢路5泊6日の旅「一日目」まだ読んでなかった方はこちらです

熊野古道12月・1月のオススメは?宿はどこ?温泉や冬季限定の伊勢エビ?

 

雨どうなるんだろう~・・・窓の外はかなりの強風で、伊勢エビ三昧の夕食で気分は最高潮だけど、ちょっぴり翌朝からの熊野古道歩きは心配。

ま、今はどうすることもできないし~、もしも、、、もしも、雨の時はその時考えよう。

旅は楽天的!流れに任せる!

自分の思い通りにいかないことも、いくこともある。
ぜ~んぶ含めて旅!
私の旅はいつもこんな感じ。「その時その時の直感やひらめきを大切に。今どうしたい?ってハート優先で」という感じの熊野古道歩き旅。

 

朝になり、外に出てみると、・・・え~!!!
あの大嵐はどこに行った~?

快晴

なんだ~!!!このあったかい空気!!!
ダウンジャケットなんて着られない、フリースもいらない。もわ~と暑い!

熊野ミ・ラ・ク・ルが起きた\(^o^)/

後でわかったのだけど、この日は12月にも関わらず、最高気温25度だったのです!!!

 

心が弾むスタート「熊野古道・伊勢路二日目」

一石峠~三浦峠~始神峠を歩き、相賀がゴール!
三つの峠越えは標高が低いので、散策レベル★★
今日は楽勝かな・・・

 

宿の女将さんに、車で熊野古道一石峠の登り口まで送ってもらい、こんな至れり尽くせりのサービス付きの巡礼もよいものです。道順的には、一石峠は戻るのですが、せっかくですから熊野古道らしい道、森の中を歩きたいですから。

 

「一石峠」の登り口到着

雨上がりの熊野古道は、道路がぬかるんでいました。が、太陽がさんさんと照らしてくれるので快適に歩き始めます

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雨上がりは緑が生き生きしてて、とっても気持ちがいい。足取りも軽い

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一石峠の山頂

海が見えてきた!

眼下には昨夜に宿泊した「古里温泉街が見える」

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道瀬海岸です

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緩やかな坂道を下っていくと、海岸にたどり着いた。

海岸沿いの国道に「道瀬食堂」の看板を見つけ、気になって行ってみる。

道瀬食堂
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タイカレー(赤・黄・緑)に石釜ピザもあり、素敵なメニューがいろいろのカフェ。東日本大震災をきっかけに漫画家のご夫婦が東京から三重に移住され始められた。

facebook⇒道瀬食堂

 

美味しそう!食べたい気持ちは山々だけど、お昼用のお弁当も持っているし、時計を見るとまだ11時。そんな早くから食べられない。残念。

コーヒーだけオーダーして、デッキに座り込み、ぼ~っとコーヒータイム

このひとときが最高なのです。スペイン巡礼もそうだけど、歩く途中のカフェは楽しみの一つ(スペインだとバル)

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あっという間に時間は過ぎ、気付けば12時前!!

まぁ、今日は楽勝♪だから大丈夫!て思っているから、
さらに寄り道はつ・づ・く

12月の海遊び、水遊び

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靴を脱いで、靴下も脱いで

じゃっじゃーん

足だけ海水浴!

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熊野古道歩きって、ひたすら歩いて歩いて、はぁ~はぁ~、険しくて、疲れてへとへと・・・とイメージがあるかもしれませんが、もちろん、山登りのような日もありますし、こんな感じにゆっくりのんびり歩いて行ける日もあるのです♪

楽しむってことがなによりです。

見て、聞いて、感じて、触れて、味わって、五感をフルに使います。
五感が大事と気付かされる熊野古道の二日目です。

自然からのたくさんのギフトを受け取り、25度のお天気に恵まれ、緑豊かな山道を歩き、カフェでは人のぬくもりに触れ、海で水を感じ・・・ 午前中にして、すでに最高!とても熊野古道満喫の旅。

「三浦峠(113m)」を登り始めます

快調だった私たちの目の前に!!!

 

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これ、熊野古道ですよ

ん、ん、ん、、、、渡れな~い

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前日の雨で、トレイルは水が溢れていました。どうやって渡ろうか、、、 大きな石を拾って水の中に置いたり、落ちている木を運んできたり、 いろいろ試したけど、やっぱり無理そう。

こうなったら・・・ あれしかないです

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裸足

時には、こんな潔さが必要です。入ってみないとこんな水の冷たさはわからなかった。 一歩一歩石の上に足を置いて、滑らないように、早い水の流れに気を付けて、おかげさまで、とびきり冷たい水を体感です。 

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裸足で渡り切った後はまたまた爽快!
自然からまだパワーを頂きました。

三浦峠を越えるとまたもや海岸

 

三つ目の峠「始神峠(147m)」へ

結構登りました~・・・やっと山頂!

その時に、突然、虹!

虹の祝福♪ 熊野古道・伊勢路歩きを応援してくれているようで、とっても嬉しかった\(^o^)/

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色が濃くなったり、消えそうになってまたよく見えたり、、、何枚も写真を撮って、はしゃいでしまいました

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こんなタイミングで見せてくれ、自然は偉大です。 疲れも一気に吹っ飛びました。 

これから下り

どっちに行ったら楽?

近いけどそれだけ急降下は大変ですので、明治道を歩くことに

無事に下って行き、車道に出ました。地図を見ると、ひとすら車道をJR相賀駅まで歩くようなので、宿にお電話して迎えに来てもらいました。

本日の歩きは終了

 

緑、水、大地、太陽、風、空、虹・・・・ 自分の五感を思いっきり使って、全てに感動

自然の中を歩く事で、私は自然からのメッセージを自然体で受け取っているのでしょうね。 ありがとう。 だから歩くのが好きなのかもしれません。。。心も身体も元気になっていく。

二日目の熊野古道はサプライズばっかりでした。

最後は食のサプライズ・ギフト

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丸一匹のイサキの煮つけ!

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一泊二食付の7000円の民宿に泊まるので、お料理は全く期待をしていなかったのですが・・・ お刺身、カキの小鉢に、カキ鍋。豪華な食事でした。 たくさんの自然界からの命を頂き、感謝です。 自然から受け取るすべてはメッセージ。 いつも、五感を研ぎ澄ましていたいですね

伊勢路の情報&宿泊施設

1、熊野古道へのアクセス

熊野古道へのアクセスは車が便利!東京からも車でアクセス可能!

 

2、熊野古道の伊勢路の道について

熊野古道の地図(くまどこさん製作)

 

3、熊野古道を歩くときの服装や持ち物について

熊野古道の服装や持ち物は?靴選びは?初心者向け熊野古道のコースは?

 

4、今回のお宿は、JR相賀駅ちかくの宿泊施設

白石湖で自営で獲る渡利牡蠣と新鮮な魚介類の料理を味わえる宿

宿泊施設 りぼん旅館
住所 三重県北牟婁郡紀北町相賀242-14
電話 0597-32-0242
宿泊料金 7,000円(2食付) 5,500円(朝食付) 4,500円(素泊り)
時間 IN 16:00 OUT 10:00
装備

ウォシュレット付、タオル、バスタオル、アメニティ有り

今回は始神峠を下ってきて、お宿の方にお迎えに来て頂きました。(またしても!舗装された道路を延々と歩くのは結構足に来ますので)

 

熊野古道伊勢路を歩く: 熊野参詣道伊勢路巡礼

熊野古道の詳細地図が載っていて、見所だけでなく、歴史的な背景が大変詳しく紹介されています。

伊勢路を何度も踏破した筆者ならではの視点で熊野古道・伊勢路および周辺の文化財や熊野古道に関わる多くの文化を紹介されています。ガイドブックとしてはもちろん、読み物としても大変面白い一冊です。

 

最後に

熊野古道の伊勢路5泊6日の二日目、いかがでしたでしょうか?

一石峠→道瀬の海でお散歩&休憩→三浦峠→始神峠→JR相賀

と3つの峠越えがありました。標高が低いので大丈夫でした。途中、サプライズギフトというような「虹」に励まされ、熊野古道にパワーをもらって最後まで歩くことが出来ました。

 

二日目の夕食も、それはそれは御馳走で、牡蠣にイサキ1匹なんて、食べきれないくらいでした。

 

熊野古道伊勢路は、道も海岸線で楽しめ、食事も楽しめ、海も楽しめます。12月というのに、気温25度という、さすがに南紀と呼ばれるエリアだけあって、あたたかい毎日に恵まれ、楽しい熊野古道歩きが続いています。

 

【旅行記・熊野古道】伊勢路の旅3日目につづく

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