熊野古道を歩いたり、山歩きをするのに、
一番重要なのは靴です!
トレッキングシューズ?
ウォーキングシューズ?
スニーカー?
どんな靴がいいのか?
考えますよね。。。
歩き慣れた方が、熊野古道を歩きたい!と言う場合は、すでに山用の装備を一式お持ちでしょう。
ですが、
初心者熊野古道歩きには、どんな靴がいいのでしょうか?
せっかく「熊野古道を歩きに行くぞ!」となっても、
途中で靴が足に合わなくなっては、歩けませんよね。
今回は、熊野古道の持ち物の中でも、
一番重要な靴選びについてご紹介します
もくじ
自分の足に合った靴を選ぶ
たくさんのメーカーの登山靴、トレッキングシューズがあるので、正直迷いますよね?!
各メーカーの登山靴はどんどん進化しています!
高機能・軽量化が進んでいます。
実は、どれも性能は素晴らしいのです!
重要なのは、自分の足に合っているか?!
靴が自分の足にぴったり合ってないと、何日も歩くことは難しくなってきます。靴擦れやマメができたり、爪に圧力がかかってしまい、痛くなったり、我慢していると爪が黒く変色したり、剥離したりしまうことになりかねません。
私がオススメする靴選びは、
1、山用品店に行って、
2、とにかく試着すること、
3、履いてみて歩いてみて
決める事が重要です!
では、どんな靴を選んだらいいのか?
メーカーで選ぶのではなく、自分の足に合っているトレッキングシューズを選びましょう!
お店で聞くのが一番ですが、、、
その前にある程度知識を知って、山用品のお店に行くことがおすすめです。
初心者であれば、初心者用の靴を!
初めて、長い距離を歩く方、初めての熊野古道を歩く方は、
やっぱり、
初心者用の登山靴、トレッキングシューズ
が履きやすいのでおすすめです。
初心者が歩きやすいように、設計してあります。
ソールが堅すぎず、柔らかくフィットしやすいのが特徴です。
足に馴染みやすく、疲れにくいと思います
女性で、初心者場合は、
レディース用のトレッキングシューズもおすすめ!
おすすめは、ミドルカット・ハイカット
靴の種類には、ローカット、ハイカット、ミドルカットがあります。
どれにするか?
おすすめは、ローカットよりハイカット、ミドルカット
足首が安定するので歩きやすいです。
ローカットの靴は脱いだり履いたり楽ですが、
ハイカット、ミドルカットのシューズの方が、くるぶしを保護し、捻挫防止になります
靴の材質はゴアテックスがいい
熊野古道を歩いていると、雨が降ることもあります。または、雨の降った翌日歩く場合もあるでしょう。
そんな時のために、
材質はゴアテックを選びましょう!
防水加工が強力なのは、ゴアテックスなんです!
防水が効いているので、もし雨の日でも中まで水がしみ込んできにくく、濡れずに済みます。
一度、靴が湿ってしまうと、乾かすのも大変です。
翌日に冷たく、湿った靴を履くのはつらいですよ。
ちなみに私が使っている登山靴は・・・・キャラバン 登山靴
レディースモデルです。
キャラバン 登山靴 が私には合ってます
このトレッキングシューズは2足目なんです。
1足目も同じキャラバン 登山靴 です。色や型番は1足目は廃版になっていたので、今はこのレディスタイプを使っています。
私がこのトレッキングシューズに出会ったのは、スペイン巡礼800kmを歩くために購入したのが最初。その後、熊野古道、シャスタ山でも大活躍でした。
この「キャラバン」の靴が私にはぴったり合っていて、スペイン巡礼800kmも歩いたのに、一度も足にマメもできず、靴ズレもなく、全く問題なしでした。みんながマメができて、足を痛めているのかなんでかな~と思ってしまうくらい(^O^) 今思えばとても幸せな歩き旅でした
実は、2019年2月の熊野古道歩きでは、「アルトラ オリンパス」シューズを使っています!
自然の中の山道、自然道、土の道を歩く場はトレッキングシューズが最適です。
ただ、熊野古道のような巡礼路は、アスファルトもあり、自然の中の土の道もあります。アスファルトをトッレキングシューズで長時間歩くと足がとても疲れ痛くなります。このアルトラは、クッション性に優れていますので、アスファルトを歩くのにも負担が少なく歩くことができます。
⇒【靴の最新情報】熊野古道におすすめは「アルトラ・オリンパス」
山用品のお店が近くにないから、、、インターネットで買いたい!
けど、サイズが合うか心配と思う方、
安心してください!
サイズ交換を無料』のキャンペーンをしている会社があります!
こちらから確認できます
靴を選んだら→履いてみて、歩き回り、足のフィット感を確かめる
山用品のお店で靴を選んだら、とにかく履いてみて、履き心地を確かめるのがポイント!
お店の中をぐるぐる歩き回って足のフィット感を確かめてみてください。
ちょっとくらい長い時間履いて歩きまわっても、ちゃんとした山用品のお店であれば、どうぞどうぞ!と言ってくださいますよ。
遠慮せずに店内を歩き回って!
足と靴のフィット感を確かめてみてください!
買った後で、、、足が痛くなったら大変ですから。
慎重に!
とにかく、いろいろなトレッキングシューズを試してみて、
自分の足の横幅、甲の高さに合っているもの選びましょう!
- 歩いていて、足の指が痛かったり、爪が痛かったら、それは合っていません。
- サイズが0.5cm違うとその違いは大きいですので、必ず履いてみて!
- 同じサイズでも、メーカーによっても微妙に違うので、いろいろ試すことが重要です。
靴下もセットで購入する
初めて熊野古道を歩く方は、シューズを購入されるときに、
靴下もセットで買ってしまいましょう!
実は、靴下もとってもとっても重要です。
ソックスによってフィット感が変わってきます。
また、薄手の靴下だと足が疲れやすいですし、足が痛くなる可能性もあります。
私のおすすめは、スマートウールソックス
とにかくフィット感が抜群!
熊野古道や山歩きだけでなく、日々のウォーキングにも使っています。このソックスを履くと、フィット感がよく、足が疲れにくいんですよ。
1回目のスペイン巡礼800kmを踏破した後の靴下は踵部分はすり減って、網状になっていました。そのくらい重圧がかかっていたようです。
これを使っています↓
フィット感を高めてくれて、靴ズレを起こりにくくしたソックスです。クッションはつま先から足裏、かかとにかけて装備されています。一足2000円位ですちょっと高いですけど、物がいいのでおすすめです♪
靴下も大事ですので、足の負担を極力減らすことを目的として選んでください。
今このソックスも使っています
靴の中敷き(インソール)も替える
靴も靴下もそろったので、バッチリ!と思われた方、ちょっとお待ちください
実は、熊野古道歩き、山歩きを快適にするために、足の負担を軽減するのに、
中敷き(インソール)もいいものを追加で購入することをおすすめします。
トレッキングシューズには、もともとインソールはちゃんと入っています。それでも大丈夫なのですが、熊野古道を長時間歩いたり、山歩きでは、かなり足を酷使します。
歩いている途中に、足の指や、足裏や足首、膝などが痛くなったり靴擦れなどのトラブルが起こるのは、トレッキングシューズと足があっていないことも1つの要因と考えられます。インソールを入れることでクッション性やフィット感が増すのでトラブルを未然に防げます。
人間の足の裏には土踏まずの部分は、本来アーチになっています。
長時間運動を続けるとアーチの形状を保てなくなり、アーチが下がってきてしまうそうです。そのアーチが崩れてしまうと衝撃を吸収しきれずに、足が疲れやすくなったり、身体のゆがみに繋がったり、足を痛めてしまう可能性もでてきます。
予算もあるでしょうけど、
膝が痛い、足の裏が痛いなど、
ならないように予防措置として、
快適に歩くために、
中敷き(インソール)を交換することをおすすめします。
最初に付いている中敷きはまぁふつうというか、そんなにいい物じゃないようですよ。薄っぺらい感じですよね。
中敷きは自分の足に合わせて加工できる高い物もありましたが、私はそこまで高い物は選んでいません。ですが、インソールを好感したことで、もともと付いているインソールよりは、格段に良かったのだと思います
私も中敷きを交換して履いているからか、、、今まで靴のトラブルはありません。
インソールは山用品で相談され、決められるのをおすすめします。
ただ、近くに山用品のお店がない方は、インターネットで購入したいですよね。
[ad#kumano]
出発前に、靴を足になじませおく
実際に、新しい靴を購入したら、履いて靴を足に慣らしていきます。
だんだん自分の足の形に馴染んでいきます。
私の場合は、出発の1か月前から新しい靴を履いて、毎日歩いていました。時間が取れない時は、2,3日に一度は1時間くらい歩いて、靴を足に馴染ませていきました。
そうすることで、靴擦れが起きないように予防しました。
靴は持っているという人は要注意!!!
これから熊野古道を歩きに行く、巡礼に行くという方で、、、持っている靴があるから大丈夫!!!と安心しているとちょっと大変かも
念のため、靴の裏や劣化状況を確かめてみてください!
購入してすぐなら大丈夫ですが、、、
靴は使っていなくて、ずーと置いたままでも劣化していきます。
靴底の接着剤がはげて、肝心な時に、靴底がめくれて歩けない~~ということがないように。
長い距離を歩く予定でしたら、新しいトレッキングシューズを調達するか、リペアすることをおすすめします。
登山靴、トレッキングシューズは消耗品です!
軽量化が進み、ゴムや樹脂系の素材や接着剤が多くなっているので、劣化の兆しが見えてきたら修理や買い替える必要があります。ソールは張替が出来ます。ですが、張替の費用を考えると新しい靴を買うのと同じくらいの費用が掛かってしまう場合もありますので、検討されてください。
歩いている途中で、ソールが剥がれた、亀裂が入ったということになると、途中で新しく靴を買うことにもなりかねません。お店がすぐあればいいですが、、、熊野古道を歩いていたり、山歩きの途中では、お店はありませんよね。
出発前に、準備を抜かりなく!
靴の履き方とひもの結び方
実は、靴の履き方もちゃんとした方法があります。
靴が足に固定されるように履いてください。
まず、かかとを固定させて、、、履きます。
踵を床にトントントンとすると、
踵の位置はばっちり靴に固定されます。
そして、ひもを結んでいきます
きつく締めすぎても痛くなってしまいます。
長い時間、歩くとだんだん足はむくんでいきます。
だから、きつきつの登山靴より少し余裕があるくらいでも十分なのです。靴ひもをきつめに締めたら履けます。でも、足裏と靴が合っていないとズレて靴擦れの原因になるので慎重に選んでください。
是非、山専門店でひもの結び方を聞いてみてください。
試着するときに、ひもの結び方、締め方も
習ってくださいね!!!
教えてくれますよ(^O^)
最後に
いろいろご説明してきましたが、
熊野古道を歩くのに靴がとっても重要です!
靴選びの5つのポイントをまとめると、
- 自分にあった靴を選ぶこと
- 靴の材質はゴアテックスがいい
- 靴下も大事
- 中敷き(インソールも替える)
- 靴を足に馴染ませる
靴に靴下に中敷き(インソール)も必要!
となると、いろいろ予算もかかるな~・・・となってしまいますが、快適に歩くこと、熊野古道を歩きに行ってからトラブルがないことが一番大事です。
足が痛かったら、途中で靴を履く事さえもできなくなります。
靴選びは本当に一番大切と言えます。
慌てずに、しっかり自分に合った靴を見つけましょう!
素晴らしい熊野古道歩き旅になりますよう!
こちらの記事もおすすめです↓
【関連記事】