こんにちは!
私の初☆熊野古道の体験記を綴っております。
今回は、【熊野古道体験記④】小辺路歩きの2日目です
第4章はシンクロ!不思議なご縁!が繋がる、、、後半は、スピリチュアルな話です。
そして、熊野はすべての人を受け入れてきた!
「熊野は浄不浄を問わず、すべての人を受け入れてきた」という言葉に尽きます。
熊野がある、和歌山県、三重県、奈良県は、1200年以上前から、巡礼者を受け入れてきたのです。だから、熊野詣は盛んになり、今もなお、日本人だけではなく世界各地の巡礼者が、訪れているのではないでしょうか。。。
ちょっと大々的な話題になってきていますが、私もブログを書きながら、さらに熊野について深く学ばせていただおります。ありがとうございます。
第1章はこちら↓
①から読んだ方が話がわかりやすいですので、まずどうぞ!
↓↓↓
もくじ
小辺路2日目【大股~三浦峠~三浦口】15.9km
毎度のことながら、この日も朝8:30出発です!
野迫川、大股周辺は、地名に「川」が付いているので、川の横を歩き始めます。
水がとってもきれいです。
3人とも写真を撮る撮る!
そして、私達はまた朝から昇り始めます
景色はきれいです
が、
また登り!
小辺路は毎日山登りのような道
二日目に越えるのは、
叔母子峠 1246m
2013年は、こんな感じで、う回路が結構ありました。
このように、熊野古道を地元の方々が、整備してくださっています
本当にありがたいことです。
熊野古道を整備してくださってる方々いらっしゃるので、私達のような巡礼者は、安心して訪れ、歩くことができるのです。
本当に感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
叔母子峠の山頂に着いたのが、11:20
山頂の写真は、なんとかありました
このあたりから、奈良県の十津川村に入ります
十津川村は日本で一番大きな村!
96%が森林なんですよ!
すごいですよね~
通りで、山ばっかりなんです(^O^)
こちらは、水ヶ元茶屋跡
やっと山を下りて、、、本日のお宿に向います
前日もそうだったのですが、、、どこからともなく犬が現れて。
今回は、散歩中!
なんですけどね、、、犬に導かれていく私達3人
到着!
宿泊は「農家民泊 辻政所(つじまんどころ)」さん
県指定の有形文化財なんですよ!
写真は翌朝に撮影!
犬が繋がれている?!
面白い仕組み?!
みんなで記念撮影!
辻政所(つじまんどころ) | |
住所 | 五百瀬(いもせ) |
電話 | 0746-67-0476 |
※営業しているか、電話でお問い合わせください。
他の宿については、十津川村観光協会にお問い合わせください
0746-63-0200
小辺路の情報「地図と距離」
小辺路2日目
【大股~三浦峠~三浦口】
距離:15.9km
歩行時間:約5時間
所用時間:約6時間
小辺路3日目【三浦口~十津川村】19.2km
日本の原風景をあとに、歩き始めました
8:20出発
遠い過ぎた後に端を撮影!
キレイ!
本日の峠は、、、三浦峠(標高1080m)
出発地点の三浦口からの高低差は700m
昔記念撮影した写真が出てきたので、紹介します!
アップ!
2人とも若い!
当り前、6年前ですから、ちょっと恥ずかしい(^O^)
棚田を横目に出発してすぐだから、余裕
登り坂は続く!
出発して、約2.6km
「三十丁の水」
飲み水です!
2013年4月は、
歩いていると、まだまだ通行止め、う回路がありました
ビューポイントを通過し、三浦峠山頂へ
私のシルエットも映ってますが、
是非読んでみてください
【小辺路の地理的概要】
【小辺路の歴史的概要】
ランチタイム、そして不思議!シンクロ!
辻政所でお願いして作ってもらったお弁当を頬ぼりました。
スペインのデイビットとジョランダは、日本食が大好き!
美味しそうに食べています
ちょっと休憩していた時に、、、
私は、リュックをごそごそしていて、
高野山でジョランダにもらった「マリア様のメダイ」
が目に入った!
(高野山でもらったメダイの話はこちら⇒【熊野古道体験記②】「高野山→野迫川」初めての熊野古道は雨!巡礼仲間との出逢い?!)
実は、私はジョランダにもらう前から、自分でも持ってきていたのだ!
高野山でもらった時に、マリア様のメダイの事をすぐに話したかったけど、タイミングがなく、忘れていた
おもむろに、自分の持ってきた「マリア様のメダイ」をジョランダに見せると、、、
彼女の顔がみるみる変わっていった!
まず、驚いた表情で、私の方をじーと見つめています。
静止時間が・・・
どのくらい
そして、
言葉はないのだけど、
「え! あなたも持っているのマリア様」
「日本人なのに、、、熊野古道にマリア様のメダイを持ってきているの?」
そんな風に聞こえてきた。
そして、目がウルウルしてきて、ぐっと私達はハグ
なんか、あったかい。
今思い出しながら書いていても、ぐっときちゃいます。
魂の出会い
魂の再会
ソウルシスター
私はそう思いました。
ジョランダも同じように思っていた。
「みほは、私のシスター、ジャパニーズのシスター」
私達は、またぎゅっとハグ!
心と心が通じ合う。
魂と魂が歓びあっている。
私はとても不思議な感覚でした。
前から知っているような、懐かしい。
そして、居心地がいい
まだ高野山から一緒で、数日しか経ってない。
一緒に歩いているので、24時間とは言わないけど、一緒にいる時間は長いけど。
高野山で2泊、野迫川、辻政所、4泊5日一緒だっただけ。
でも、昔からず~~~と知っている、家族のような存在、そんなふうに感じていました。
人間同士の出逢いや関係性は、距離や時間は関係ないんですね。
そして、ジョランダは、「カミーノ。スペイン巡礼のホタテガイのシルバーのお守り」を差し出したのです。
「これも持っていて!」
「みほにあげる!」
そう言いながら、スペイン語で書かれたカード2枚も私に手渡しました。
この写真は、初☆熊野古道の旅が終わって、撮ったものです。
だから、熊野本宮のお守りも入ってます
- ジョランダにもらったマリア様のメダイ青(オレンジのリボン)
- スペイン巡礼のシンボルホタテガイ(ブルーのリボン)
- スペイン語で書かれた教会のカード2枚
- モントリオールで購入した「マリア様のメダイ」シルバー
- モントリオールで買った「ピジョン(鳩)」右
- 「熊野本宮大社のお守り」<八咫烏>
今、思うと、本当に不思議です。
マリア様のメダイを熊野古道に持って行っていたのは、、、2013年の3月にモントリールの大聖堂に行った時に購入したもので。その時に、大聖堂の中に座って、ぼぉ~~~と天井を見上げていたら、
天井に書かれている大天使達(ミカエルとか、、、その当時はそんな天使のお名前みんなの知っていなかったので)、みんな天使たちは、実在していたんだ!
と思ったんですよね。
それで、モントリオールの「マリア教会」
ここは何?自分の中に何が起きた?
という感じで、初めてマリア様、大天使ミカエルをリアルに感じたんです。だから、メダイも購入して、その時に、鳩の写真カードが気になったので、買ったのです。(今でも鳩(ピジョン)は財布に入っています)
そういうことが2013年3月にあったものだから、肌身離さずっていうか、マリア様のメダイを持って、熊野古道を歩いていたのです。
熊野古道を歩きながら、神道なのに、熊野は日本なのに、キリストやマリア様は違うんじゃない?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
今度は教会? マリア様? 頭がおかしんじゃない?
神様だったら、なんでもごちゃまぜでいいの?と
私は、すべての神様は繋がっていると思っています。
宗教は違っても、もともとの出所、ソースは同じかな、と。
祈る事、神様と繋がること、、、こういうのは宗教を越えていると思います。
だから、キリスト教の人が熊野古道を歩くのもいいのだろうし。
実際、熊野古道は、異なる宗教、
- 高野山の金剛密教、
- 吉野の修験道、
- 熊野三山の熊野の霊場
が繋がっているのが熊野古道!
昔から、熊野は、すべてを受け入れてきた。
みんなをすべてを受け入れてくれていた場所。
何人も熊野には行くことができたんだと思います。
熊野古道について調べていると、
「熊野は浄も不浄も問わず、受け入れてきた」
という言葉がよく出てきます。
大昔、1200年以上前から、熊野の地は、すべての人を受け入れてきたのです。
この言葉について調べてみたら、なんと和歌山県知事の言葉が出てきましたの、ここに引用します
熊野には「老若男女を問わず、貴賤を問わず、浄不浄を問わず、信不信を問わず」という有名な言葉があります。
熊野ではいかなる差別もすることなく、お参りしてくれる人は全て受け入れるということです。
「老若男女を問わず」と「貴賤を問わず」ということは今ではあたり前のように思われていますが、ずっと昔はこのような神様へのお参りは身分の高い男性に限られていましたね。
熊野では誰でもOKです。
「浄不浄を問わず」はもっと哲学的です。キリスト教における、卑しい職業に就いていたマグダラのマリアの信仰の話はこれに通じるでしょう。
熊野では、罪を犯した人も、改心をし、蘇りをするためにお参りすることができます。
最後の、「信不信を問わず」というのは、哲学的に大変意義深いものがあると思います。
熊野の神々を信じていなくても、熊野三山に参詣する人の魂は蘇るというのです。
これは私の知る限り、世界でも熊野信仰にしかない寛容さだと思います。宗教の聖地で自分の信じるどんな神様にも祈ってよいというのは究極の宗教的寛容さです。
今、世界は異なる宗教対立から生じた不幸な出来事が数多く起こっています。熊野で育まれた「寛容の心」でお互いを認め互いに受け入れることができれば、もっと世界は平和になるのではないでしょうか。
(https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/201510b2.html)
本当にありがたいお言葉です。
よそ者のわたし、巡礼者、旅人の私も、熊野の地は、熊野の人々は受け入れてくれているのでしょう。
だから、私も何度も何度も熊野に通ってしまう。
熊野詣にきてしまうのでしょう。
本当にありがとうございます。
十津川村へ、バスが便利?!
話はもどりまして・・・
三浦峠(標高1080m)を過ぎて、あとは下り!
西中バス停からは、車道(舗装されたアスファルトの道)を約2時間歩くことになります。
さすがのスペイン人!
彼らは予定表に、ホテル昴に電話して、迎えにきてもらう!となっていたのです。
西中バス停に到着すると、電話番号を取りだし、私に電話してほしいと!
私は別の宿を予約していて
(すでに4/26、GWに突入間近、宿はいっぱいで同じ宿はとれなかったのです。
「ダビとジョランダは、一緒にみほも泊まろうよ!
私たちの部屋に一緒に寝たらいいじゃない!
スペイン巡礼宿は、男女一緒だし、私達慣れてるし、全然問題ないよ!」
と言ってくれます。
嬉しい気持ちは山々なのですが、、、
私の気持ちとしては、、、せっかく遠路はるばるスペインから二人で来ているのだから、2人で泊まった方がいいのでは、と思ったのです。
そして、熊野古道=5泊6日、
GWに突入する前に、歩き終わって、福岡に帰ろう!と思っているわたしでした。
この話には、つづきがあります!
ダビとジョランダは、なんと、ホテル昴に、2泊して、翌日は、玉置神社にレンタカーで行くというのです
な、な、なんと、
日本でレンタカーしてまで行く!!!
そこまでしていく、「玉置神社」ってなに???
と思いましたら、
彼ら曰く、「日本最古の神社が玉置神社」だそうで、カナダ人ブラッド(田辺ツーリストビューロー)にお勧めされたということでした。
初めて聞いた「たまきじんじゃ」の名前
いつか行けたら、行ってみたいな~~~とその時、思ったのでした。
(まさか、その後、何度も玉置神社に行けるようになるなんて、その時には夢にも思ってなかったのです)
ホテル昴に電話したら、私まで別の宿ですが、送って頂けることになりました。
ありがたいです。。。
そして、ホテル昴で、翌日に借りるレンタカーについて、英語で説明してほしいとのことでした。すでに英語の説明書はちゃんと準備されていましたので、なんの問題もなかったのですが、念のためにとのことでした。
十津川温泉の宿
十津川温泉は源泉かけ流しを最初に始めた温泉なんですよ~~
だから、温泉が最高です!
その中でも、私のおすすめは、ホテル昴!
露天風呂が最高なんですよ~~、私はいつも、かなり長く入っています(^O^) すごいお気に入りです!
ホテル昴
源泉かけ流しの十津川温泉!
露天風呂が広く、とにかく温泉が最高!
自然に囲まれた素敵なホテルです。
翌朝から歩く「熊野古道 小辺路」果無峠越えへの道へも近いのいいですよ!
3日目歩いてきてやっと到着するのが「十津川村 西本バス停」なのですが、ここから十津川温泉郷までは車道を歩くことになるので、バスを利用してもいいのですが、ホテル昴では送迎してもらえます(以前は送迎してもらえましたので、電話でお問合せ下さい)
十津川温泉の旅館
十津川村温泉郷のすべて旅館の温泉は源泉かけ流し!
吉乃屋 |
田花館 |
ゑびす荘 |
平谷荘 |
植田屋 |
十津川温泉の民宿
松乃屋 |
やまとや |
十津川村の予約はこちら
↓↓↓
十津川温泉郷に泊まるのがおすすめです。
そして、翌日は、本宮まであと1日の「果無峠」越えです。
つづく
今回は第4章です。
つづきはこちら⇒「熊野古道体験記⑤」不思議な日!巡礼路でシンクロ!マリア様のご縁!
第1章がまだの方は、こちらから!
最初からの方がわかりやすいです。
あとがき
今回の【熊野古道体験記④】いかがでしたでしょうか?
表紙の写真は、三浦峠に登る前に撮った写真!
2人がハグし合って、、、ソウルシスターと分かち合う前に記念撮影をしているんですよ!
不思議☆
まるで、未来を暗示しているよう。
こんなことってあるんですね。
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