日本のパワースポットのひとつ・・・「熊野」
熊野には、神様が降臨されたと言われている神社がある。
神話の世界において、一番最初に降臨されたとされる場所は、熊野三山のひとつ熊野速玉大社の摂社「神倉神社(ごとびき岩)」
そして、新宮にある「阿須賀(あすか)神社」の鎮守の森あたりへ
そして、熊野本宮大社の旧社、大斎原(おおゆのはら)
実は、その他にも神様を感じる場所が熊野エリアにはいくつもある。
熊野は1000m~2000mクラス級の山々が連なっているので、その山全体、自然全体に神々が宿っているといえるのでは。。。
熊野の中でも、知る人ぞ知る場所、秘境中の秘境「奥熊野」をご紹介します。
もくじ
アメリカのパワースポット「シャスタ」から日本のパワースポット「熊野」へ降り立って
アメリカ・シャスタで感じていたような神聖な空気、魂がゆさぶられるような、自分の内側の奥からが喜びがあふれ出るような場所を求めていた。
パワースポット・シャスタと呼ばれる場所は、まさに天界のようなエネルギーに満ちていた。
空気が澄んでいて透明でクリアで、
天と繋がるような場所は、熊野にはないのだろうな~・・・
パワースポットと呼ばれていても、アメリカと日本じゃあ、違うだろうし~、、、なんて思っていたら、
熊野にあった!
![web 山の神 in 赤倉 2013-11-26 144](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/20131129100140697.jpg?resize=400%2C300)
熊野に来てみて、
「ええええ~」と驚く場所に出会った。
しかも、借りている古民家のすぐ近く。
山々が折り重なりあい、本当に深い熊野。
本当に、奥まった場所で、「奥熊野」と呼ばれるエリアはまさに秘境
もちろん路線バスもない。
ただただ、そのままの自然が迎えてくれる場所。
![web 表丹倉 2013-11-26 039](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/20131129100339fbd.jpg?resize=400%2C300)
自分のスピリットに導かれるように、この土地「赤倉」に出会い、2013年11月にプチ移住をしていました。
奥熊野とは
そもそも「熊野」がどこからどこまで、なんて区分けするのも難しい。
吉野・高野・熊野は降るから霊場でした。「熊野」は、吉野と高野のさらに南側に位置し、和歌山県と三重県と奈良県にまたがった一帯になる。
そして、「奥熊野」とは・・・
現在の熊野市や奈良県十津川村一帯のエリア。
平安時代には、たくさんの皇族たちが京の都から紀伊路・中辺路を経て熊野三山(熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社)を目指しました。
その時代、熊野本宮大社のそのまた奥に広がる神秘的なあたりを「奥熊野」と呼んでいたそうです
熊野本宮大社もちょっと辺鄙で奥まった場所にあるのですが、具体的には、熊野本宮大社から奈良県十津川村方面、三重県熊野市あたり一帯になります。
熊野市には、日本書紀に記された日本最古の神社といわれる「花の窟」が鎮座しています。(日本創生の神様・イザナミノミコトの墓所ですね)
また、熊野本宮大社の例大祭では、奥熊野の方角を向いて「花の窟の歌」が2回謡われています。これは古くから、熊野本宮と奥熊野エリアとの関係が深かったことを物語っています。
熊野と言えば「熊野三山」と有名な神社ばかりに情報が集中し、観光客も集まっているように感じますが、奥熊野エリアにまだまだ神秘がたくさん残っていると私は感じています。
(個人的ですけど、、、熊野本宮大社から十津川村の玉置神社、そのあたりから熊野市までに「花の窟神社」、その中間にも、山々、滝や巨木、磐座がご神体の神社が小さいですがたくさんあるのです)
奥熊野「表丹倉(おもてにぐら)」へ
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-039.jpg?resize=500%2C375)
自分の内から沸き起こる想いに正直に、私は動き出しました。
「もっともっと自然を思う存分感じたい!」
「光を感じたい!」
「水を感じたい!」
自分のハートに従って・・・ 森の中を歩き始めました。
いてもたってもいられなかった自分、
熊野の自然に呼ばれていた。
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-028-300x225.jpg?resize=400%2C300)
苔むした岩、
自然界からのエネルギーがみなぎっている
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-035-225x300.jpg?resize=300%2C400)
地表に流れ出てくる水は、清らか。
前日の雨でできた水たまりの水に光が反射して、
水の存在感、光の存在感を感じる
![web 2013-11-26 075](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/2013112910014847d.jpg?resize=400%2C300)
自然そのままが美しくて、
![web 雨滝 2013-11-27 167](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/201311291001441ec.jpg?resize=400%2C300)
11月下旬、ところごころに、色付いた落ち葉が、
一歩一歩、歩く度に、落ち葉がかさかさと音を立てる
![web 太古の森 1 2013-11-27 029](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/20131129101124b4d.jpg?resize=300%2C400)
黄色や赤、橙色の落ち葉の上を歩いて行く、
枯葉の上は柔らく気持ちいい!
大地に足がぎゅっと吸収されるような、
五感すべてを使って歩いて行く
雨上がりだから、ところどころ、トレイルは湿っていて、苔むした岩はさらに水を得て、エネルギーがみなぎっている。
それは生きているって証。
生命力が伝わってくる
![web 2013-11-26 092](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/201311291005368fb.jpg?resize=300%2C400)
結構、急な坂道を歩いて行く。
人があまり来ない場所なんだろうな~、
全然人の氣がない
だから、いい!
「表丹倉」頂上到着
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-036.jpg?resize=500%2C375)
遠くに集落が見える
粉所(こどころ)の集落
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-038.jpg?resize=500%2C375)
昔、この辺りは車道が通っていなくて、
表丹倉あたりに住んでいた子供たちは下に見えるあたりにある学校に通っていたそうです。
片道1時間はかかるのかな。。。?
40~50年前のはなし。
最近と言ってもいいのかも
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-039.jpg?resize=500%2C375)
とっても歩いているだけで、気持ちが良くなっていた。
いらないものがす~と落ちていき、
自分自身が内側から元気になって、
エネルギーがみなぎっていくのがわかる
自然の恵みかな、
熊野の神様の聖なるパワーを受け取ったのかな、
なにもないから、ここにすべてがある
そんな気持ちになってくる
奥熊野「大丹倉(おおにぐら)」へ
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-256.jpg?resize=500%2C375)
特別な何かをしているわけでないのに、笑っている自分がいる。
これってとっておきの至福な時間。
幸せだなぁ~・・・(^^)
表丹倉とは逆にある「大丹倉(おおにぐら)」へ歩き出した
光がまぶしい
歩いているだけで嬉しくなってくる森の中
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-009.jpg?resize=300%2C400)
雑木林のような感じ、
昔の集落跡があり、水田の跡地のようなところを通り抜けていくと、
看板が見てきた
(念のために言っておきますと・・・この右側に自然派系トイレがあります)
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-011.jpg?resize=300%2C400)
階段を登り詰めると、
大きな岩が左側にある
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-012.jpg?resize=300%2C400)
この大きな岩をよじ登っていく
「大丹倉」に着いた!
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-025.jpg?resize=400%2C300)
絶景!
この岩に座り込み、しばし風を感じて、
山々が美しい、
下を見ると、ぎょっとするくらいの高さだけど、
清々しくて、とても気持ちいい
ここ熊野に巡り合い、とても嬉しい。
ありがとう。
心は穏やかなんだけど、
わくわく、生き生きと躍動感にあふれている自分がいた。
なんで?
なぜ、こんなに嬉しくて楽しいの?
この奥熊野って場所のせい?
森を歩いたから?
土地の波動?
あ!そうだ!
奥熊野の森は「太古の森」と浮かんできた
遠い遠い昔からきっとこのままこの岩があったのだろう。
木々や植物もこのまま、
ずーとこのままあったのだろう。
太古と呼ぶのが一番しっくりくる。
だから、こんなに嬉しくて楽しくなってくるのかな
魂が喜んでいる!
熊野にもあった!
![web 大丹倉の朝 2013-11-26 013](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/201311291022507f4.jpg?resize=400%2C300)
自分の記憶のどこか、感じる。
内にある自分の何かが刺激され、さらに動き出しているような感じがする
深い深い熊野、 太古の森を感じた時、
自分自身の深い部分を感じられた至福の時間
![webハートの大丹倉 2013-11-26 017](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/201311291014386bf.jpg?resize=336%2C448)
奥熊野「表丹倉(おもてにぐら)・大丹倉(おおにぐら)」へのアクセス
![KUMANO](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-018.jpg?resize=500%2C375)
【熊野市方面からアクセスの場合】
1、車で県道52号線から赤倉を目指します
2、だいたい30分くらいかけて赤倉に向います
3、童集乃村という看板と水車が見えてきます
4、そこから少し進むとに「アマゴの養殖 あかくら水産」の手前を右折
5、道なりに進んでいくと突き当りは終点↓↓↓
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2017/09/01d0fc7c5cf321d1ba34a3872aad9d33.jpg?resize=282%2C212)
6、人は少ないので、道の左側に駐車しておけばいい
7、右側に行くと表丹倉、左へ行くと大丹倉です
【北山村・玉置神社からアクセスの場合】
1、車で県道52号線のあまごの養殖の赤倉水産を目指す
2、赤倉水産を過ぎて、小さな川の橋を渡ったら、すぐ左
3、そのまま道なりに進んでいくと、赤倉の終点に行きつく
その後は上記を参照ください
地図は表丹倉を示しています。
車では、上の写真のあかくらまでで行き止まり
そこからは徒歩
絶景を見るスポット 大丹倉(おおにぐら)が一望
![web 大丹倉 2013-11-27 176](https://i0.wp.com/blog-imgs-42.fc2.com/m/e/d/medicinelake/201311291022481f1.jpg?resize=326%2C440)
帰り道は、熊野市の逆方向へ行くと、
絶景の写真が撮れるスポットがある。
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-177-300x225.jpg?resize=400%2C300)
道路の右側に写真の看板を見つけたら、ちょっと車を停めて、見上げてみて!
さっき、大きな岩の上に登っていた場所、大丹倉です
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/2013-11-26-174-300x225.jpg?resize=400%2C300)
大丹倉を下から見上げるように見ることが出来るのです
大丹倉とは、
熊野市指定文化財 天然記念物。
岩壁の高さは約300mで、流紋岩でできている。岩肌が赤く見えるのは、岩に含まれる鉄分が風化によって酸化したためである。「丹」という字は「赤い色」と意味があり、「倉」という字は断崖絶壁の山を表す。それでこの名前が付いたと言われている。
奥熊野お楽しみスポット二つをご紹介します
美味しい古民家カレーカフェ「ちゃや」
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/P8159980-300x225.jpg?resize=300%2C225)
そろそろお腹もすいてきたころ?
おすすめの古民家cafe「ちゃや」を紹介します。
実は、このあたりのカフェ、ご飯どころと言って、一番近いお店です。
赤倉からここに向うまでの道中の景色も素晴らしい!
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/P8159978-300x225.jpg?resize=300%2C225)
この看板が見えたら、開いています。
ジビエカレーが名物♪
コーヒーも美味しいよ。
食器も手作りの陶器で味がある。
とっても落ち着く穴場のカフェです。
![](https://i0.wp.com/kumano-fan.com/wp-content/uploads/2013/11/IMG_2528-300x225.jpg?resize=300%2C225)
ちゃや
【住所】三重県熊野市育生町長井445
【電話番号】0597-82-1505
【営業日】火水木 土日
※4時ごろには閉まる場合もあるのでお早めに!
奥熊野の名湯・・・「おくとろ温泉」
もし、温泉にいきたくなったら?!
はい、ありますよ!
赤倉からだいたい30分です。
そして、ここ和歌山県!
しかも、飛び地と言われるところ。
(飛び地とは、和歌山県内にあるのではなく、三重と奈良に囲まれ、和歌山県のどの市町村とも隣接しない全国唯一の飛び地の村です。)
・名物「じゃばら」
邪気を払うという意味で「邪払(じゃばら)」と名付けられました。
みかんの一種になると思うのですが、原種です。
じゃばらジュース絶品です。
じゃばらは花粉症にもいいそうです。
・おくとろ温泉 入浴時間11~20:30
入浴料金600円(子供400円)
木曜日は休み
露天風呂もあり、気持ちいいですよ
パウダールームも広く、設備は清潔感があります。
大浴場も広め
入浴後はレストルームでゆったりと。
・レストラン
4~9月はバイキングスタイル、それ以外は定食が食べられます
おくとろ温泉やまのやど
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