こんにちは!
今日は三重県熊野市ある「大馬神社」をご紹介します。
実は何度も行ったことがあったのですが、先日三石先生にご案内してもらいまして、さらに素晴らしさを実感しました。お天気がむちゃくちゃ良くて、山の奥の奥に位置してるので、普段は鬱蒼とした感じもあるのですが、お参りした日は光が満ち溢れ、そしてご神体の滝もキラキラでした。
熊野の原始信仰、自然信仰が残る心に響く神社、パワースポットです。車がないとアクセスは難しいです、タクシーでも行けるかな?!
大馬神社
大馬神社(おおまじんじゃ)は三重県熊野市井戸町に鎮座する神社で、熊野市を流れる井戸川上流にあります。紀伊半島を襲った台風で道が不通になり、大馬神社も被害にあっていて、橋がかけられたり、道も整備され今は行くことが出来ます。
【由緒】
桓武天皇(737-806)の頃に、坂上田村麻呂がこの地方を荒らす賊を討ち、賊の頭(かしら)の首を地中に埋め、その上に社殿を作ったのが始まりといわれています。その後、智興和尚がこの話を伝え聞いて参詣しようとしたところ、田村麻呂の霊が大きな馬に乗っていて現れたことから、大馬神社と呼ばれるようになったと伝わっています
元は大馬地区の産土神であったが、現在はふもとの八幡神社が遥拝社となっており、現在は井戸町全体の氏子組織によって祀られています。ただ、最近、大馬神社の橋のたもとに、遥拝所が新しくできていました(2020年11月)
この坂上田村麻呂の話、、、本当かな~。もし、本当に首が埋まっていたら気持ち悪いな~とも正直思っていたら。三石先生も坂上田村麻呂の時代よりも大馬神社はもっと古いだろうという見解のお話をしてくださり、もともとの由緒は違うのでは・・・といわれていました。ちょっとほっとしました。
【主祭神】
主祭神は天照大御神
水波能売神、天児屋根命、譽田別命、仁徳天皇、神武天皇、大山祗命、坂上田村麿将軍、白馬大明神、宇賀御霊大神、白龍大神の11柱が祀られています。
大馬神社への参拝
車を停めて、橋を渡って進んでいくと大馬神社に入っていきます
この右側にあるご神木がすごいのでお見逃しなく
境内に入ってすぐ左
私は今まで行ったことがなかったんだけど、、、
「山の神」と「猿田彦」が祀ってあります。山の神様は女性の神様なので、男根が奉納されていました。やっぱり古い神社なんですよね。
そしてお稲荷さん
こちらにまずお参りしまして、大馬神社の参道を歩いていきます
禊場とあり、お手水ですね。
古い神社では、川に身を清めに行けるような作りになっています。もともと日本の神社はそうなんですよね、神社の横は清らかな川が流れています。伊勢神宮もそうですよね
こちらもすごかった
水が透明で清らか
もちろん、手を清めさせてもらいました
ちょうど光が差し込み、境内の森が神々しい
さらに奥へ進んでいきます。
お参りした日が快晴だったので、そこまで苔が滑らなかったけど、お天気によってはとても滑るから注意してくださいね
そして、本殿で参拝します
凛とした空気
これで参拝が終わりじゃないですよ~
本当の参拝はここから!
滝がご神体です
清らかな水
ミスト
むちゃくちゃ癒され
パワーがみなぎってきた!
エネルギーが沸き上がってきましたよ
すごいパワフル
大馬神社の狛犬
大馬神社には神社の本殿近くには、狛犬はいません。狛犬は、七里御浜の獅子岩、そして、獅子岩は世界遺産!
「獅子岩」
2004年7月に、熊野参詣道「伊勢路」にある「熊野の鬼ヶ城附獅子巖」として、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産の一部に登録されています
「獅子岩」は、口を開いている様に見える事から、阿(あ)の岩(雄岩)
獅子岩の南側に位置する神仙洞の岩が吽(うん)の岩(雌岩)とされています
七里御浜はきらきら、冬も美しい
大馬神社のアクセス
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大馬神社参拝のシンクロだった~
もともと大馬神社に行く予定はしてなくて、このお参りは本当に流れでした。三石先生はとてもお忙しい方なので、三石先生と一緒に大馬神社・獅子岩・新鹿海岸を巡るなんて思ってなかったんですよね
朝から伊勢市の修学旅行生を松本峠にガイドするからと、朝から熊野古道を歩かれるご予定で・・・
そしたら、11/25の予定はどうしてるの? と三石先生から聞かれたのです。ちょうど、10時半にガイドが終わるからそれからどこか案内しますよ~と。ありがたいお誘いを頂きまして。
そして、熊野リトリート中には、サルに出会い、キジ、犬とまさかの鬼伝説?! そして、前日には鬼が城にも行っていたので、「鬼」にういての話をお聞きして、大馬神社に行くことになりました。
そして面白かったのは、鬼が城で滝尻王子にある「滝尻茶屋」のまゆみさんと鬼が城で会って、「大馬神社」のお話をお聞きしていたんですね、そしたら、急に翌日行くことになっちゃって~
熊野はお導き!
熊野は奇跡の旅
やっぱり流れに任せておけば、繋がっていきます。
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