こんにちは!
10月24日は玉置神社の例祭でした!
霧の玉置神社
神秘的な玉置神社
玉置神社は、奈良県の秘境、日本一大きな村、森林96%の十津川村にあります。熊野三山の奥宮「玉置神社」であり、世界遺産にも登録されています。
私は、なんと!
今回、玉置神社の年に一度の例祭で、巫女さんになりまして、お守り授与所におりました!
玉置神社の例祭について。巫女体験の感想や思いなどご紹介します。
玉置神社でのありがたい時間
今回は、本当にとても貴重な体験をさせて頂きました。
まさかの、巫女さん!
(これは業務終了時、やっと巫女衣装で撮った写真です)
お守り授与所の中でお客様をお迎えする側の立場になるとは、、、自分でもこんな機会に恵まれ、本当に光栄です。ありがとうございます。感謝です。
感想は?と聞かれると、「あ~、おもしろかった~、楽しかった~」と。もっと、仰々しく言った方がいいのかもしれないけど。とても楽しかったんです(≧▽≦) 表情に出てますかね~、、、写真が撮れたのはもう終わりの時間。やっと落ち着いたころですから。余裕の顔!
前々から、玉置神社の例祭は10/24と知ってましたが、実はいつも日程が合わず、初めて例祭の日に玉置神社に伺いました。
神職さんにも、「中山さん、例祭は初めてなの?」と驚きの表情で聞かれました 🙂
今回は、氏子さんに「お守り授与所でお守りの販売を手伝ってもらえるか?」「巫女さんになってみるか?」とありがたいご連絡を頂き、「はい!行きます!」とふたつ返事でした。直観的に、聞いた瞬間「行く!」となってました。
後になってから、やはり遠いし、一人で行ける?大丈夫?とか迷いもでてきたけど、行くと決めたんだから、やっぱり行こう!・・・10/24が近くなると、楽しみになっていました。8時に来てくださいとのことでしたので、もちろん前泊。そしてかなり早く向かうことになります。前日になると、できるかな~、お役に立てるかしら? ちゃんと早起きできるかしら?!となり、ちょっと緊張していました。
誰だって、初めてのことは緊張感が伴います。
玉置神社に到着してからは、
「じゃ、巫女衣装を着つけてもらってください」
どんどんと進んでいきます。みなさまに笑顔で、あたたかく向かえて頂き、ほっとしながら。帯締めは、ぎゅっぎゅっと気合を入れるように結んでいきます~。ゆるんだら着崩れちゃうから。
まるで着物の着付け!当然ですよね。
襟元もピシッと、朱色の袴もぴしっと着付けてもらいます。
(これも最後に撮ったんですけど、一枚しかなくて、目を閉じてますが。。。こんな感じ)
巫女衣装を身に纏うと、背筋が伸び、ぴしっとなります!
あっという間に支度が整い、お守り授与所へ。
では・・・と、
お守りの値段は、これとこれが500円、こちらが800円、そんな簡単な説明を受けて、あっと言う間に誰もいなくなった。
わたし、ひとり?!
え!
お守り授与所は私一人になりました。
こんなに簡単に任せちゃっていいの~?と思いながら、
神職さん皆さん、お忙しいのです。
年に一度の例祭ですから、この日のために、いろいろな準備をされてきています。当日も朝からお忙しい。参拝客も招待客もわんさといらっしゃていました。
そのための私はお手伝いですので。。。やるしかない!
見よう見まねで、、、
「ようこそ、お参りくださいました!」
と笑顔でお声をかけ、お金を計算していく!
久しぶりにフル回転で頭を使いました。暗算で、足し算、引き算、、、慣れるまで、計算大変でした(笑)小学生の計算レベルですが、日頃全然使っていない脳細胞を動かしました!
500円、800円、御朱印300円、いろいろなお守りやお札、神砂、陀羅尼助、幸運鈴、護符、、、新しい御朱印帳は1000円と。いろいろ値段を覚えていきます。袋に入れてお渡しします。お金を扱いますので、間違わないように。
お守りの種類も多く、幸運鈴の音色がいいので、たくさんの方々が購入されていましたよ。
護符は、大きな方は家の玄関に貼ると魔除け!玉置神社の神様は強いですから。そして、身に着けるタイプの小型タイプのお財布に入る木と紙でできた護符は、10枚、5枚、7枚など、ご家族の分やお友達の分まで購入される方も多かったです。
こちらが木でできた護符↓
いろいろ勉強になりました
おまもりについては、こちらのブログにも書いてますので、参考にしてください
玉置神社のお守りや幸運鈴のご利益や効果はある?悪魔退散?
もちろん、お祭りが終わると、急にお守りを買う参拝者で行列ができてきました、そうしたら、いつの間にか、神職さん達が次々いらっしゃっていて、みなで参拝者の方々の対応をさせて頂きました。当たり前のことですが、この阿吽の呼吸っていうか、自然でした。
チームワークが素晴らしく、あったかい空気の中で、とても心地よく、お仕事をさせて頂きました。そして、時には神職さんのジョーダンまじりの、参拝客への対応でも笑わせていただき、本当に楽しい時間でした。
玉置神社の方々が信用して下さり、任せて頂けて、光栄でした。本当にありがたいです。
私はずっとお守り授与所にいるので、お祭りがどのように遂行され、特別祈祷もどのようにされていたのか、全く見ることはできませんでしたが、神職さん達が準備をされ、本殿へ向かわれるお姿だけ、ちらっと拝見することができたくらい。お祭りは見れなかったけど、関われたことが嬉しいし、楽しかったです。
当たり前のことですが、このような例祭では、宮司さん、神職さんを始め、氏子さん、多くのボランティア、関係者、お手伝いの人々がいらっしゃいました。本当にたくさんの方々の力で成り立っているんですよね。本当にすごいな~と思いました。みなさまのお人柄がとてもよくて、初めての私にもとても親切にして下さり、ありがたかったです。
ちょっと嬉しかったこと
最初は寒くて、このまま巫女衣装でいたら風邪ひいちゃうかも?!なんて思っていたら、、、いきなり、「中山さん、まだ一度も休憩してないでしょ? 今から休憩に行ってきてください!中でお茶飲んできてください」と言ってくださり。ありがたかった~
社務所の中の奥の方へ行くと、、、「ぜんざい食べた?」
キョトンとしながら「いいえ」というと、「ふるまいのぜんざいがあるので取ってきますからちょっと待っててください」と。
嬉しい(≧▽≦) まさか、頂けるとは思っていなかったのです。
ぜんざいには紅白の焼いたお餅が入ってて、あっつあつ!むちゃくちゃ美味しくて、一気に体が温まりました。これで、また頑張れるぞ!満面の笑顔で、お守り授与所に戻ってみると、、、さっきまで座っていたカーペットが温かい!電気カーペットだったんです!やった~と内心よろこび、寒さに震えることなく、任務遂行です!
休憩の声をかけて下さったり、お昼の時もお弁当を持ってきてくださり、お吸い物も頂き、コーヒーまで入れてもらいました。チョコやおやつも頂き、至れり尽くせりでした。ありがとうございました。ほんとに、ちょっとした優しさや、ちょっとしたお心遣いが本当に嬉しかったです。みなさん、いい方ばっかりだったんですよ。
こんな中の雰囲気が垣間見れちゃったんですよ(*^-^*)ははは
巫女さんのお声がけ?なぜに?
玉置神社へは、2013年からのご縁で何回も参拝に来ています。もう何回かなんて、、、数えられません。それくらい(笑)
熊野好きのお客様をご案内していまして、みんなの行きたいところは、「玉置神社」だったんですね~、車がないとなかなか行きにくく、たどり着ける人のみたどり着けると言われていますので。初めての人や車の運転が苦手な人は、連れて行ってもらう方がいいですよね。
そういう私も「初めての玉置神社」は、地元の方に連れて行ってもらいました。感謝ですね~、本当に。やはり、地元の方々が詳しいですし、一緒に行くと安心です。
玉置神社を始めて知ったのは、熊野古道を高野山から歩いたとき、一緒に歩いたスペイン人が「玉置神社」に行くというのです。え?となりました。わざわざそのために、十津川村のホテル昴に2泊するというのです。
全く、熊野のことを知らなかった私は、そんな「最古の神社」があるそうな~「玉置神社ってすごいんだろうな~」・・・くらいで。こんなに何度も行くようになるとは夢にも思っていませんでした。あの時は、スペイン人が熊野古道歩きを一日中断してまで、レンタカーを借りてまで玉置神社に行くのだったら、私もいつか行けたら行ってみたいな~、とそんなくらいでした。これは2013年4月の話。
そして2013年8月に初めて玉置神社に参拝したのです。8月3度もお参りするくらいご縁が繋がり不思議なことも起きました。
詳しくはこちらをご覧ください
【玉置神社】不思議体験!大歓迎された?1日に本殿に3度も呼ばれる?強力なパワースポット
玉置神社に何度も行くことになり、玉置神社とのご縁が深まったこと。そして、初めて熊野古道「小辺路」を歩いたことで出会った方々、その中のおひとりが氏子総代さんになられたんです。人とのご縁って何があるか、わかりませんね。初めてお目にかかった時は、もちろん氏子さんではなかったのですから。。。今でも、いつもと変わらず、飲み友達?! こんなにばらしていいのかな? ですが、そんな感じです。大先輩です(≧▽≦)
例祭が終わり、帰り際、氏子総代Mさんとの最後の会話は「また今度、ゆっくり飲もうな~」ですから。。。これが挨拶です。コミュニケーションをもモジって、飲みニケーション(笑) だからなのか、私は、玉置神社のみなさまに、かなりお酒が強いと思われています・・・まぁいいんですけどね 😛
玉置神社の例祭
2019年10月24日!
令和元年の玉置神社の例祭は、雨でした。
霧に包まれ、玉置神社らしいといえば神秘的。ですが、参拝客の皆さんも結構雨にぬれていらっしゃいました。お祭りの御神輿を担がれた方も雨に濡れ、頑張られていたそうです。
雨が降ると、標高1000mの玉置山に鎮座する「玉置神社」は、さらに冷え込みました。私も到着してから、そうだった~、玉置神社は玉置山だったと寒いんだったと気づきましたが、遅すぎ。ダウンジャケット必要でした
7時30分前に駐車場に到着すると、すでに参拝客の方々はいらっしゃって、1/3くらいは車が埋まっていました。お祭りの前くらいの時間になると、ふたつある駐車場もいっぱいで、途中の道路に停めるくらいの人手になっていたとお聞きしました
私はお手伝いですので、8時に伺うことになってまして。駐車場から大急ぎで本殿へ向かいました。7時半ころは、まだ雨が降っていなく、幻想的。
ご神木の神代杉が見えてくると、、、心にぐっときて、ご挨拶をして通り過ぎました
一段と、お祭りの日は、力強く見えます。
存在感があります
樹齢3000年の神代杉
例祭前の玉置神社
とても神聖な気に満ちていました
朝7時半頃なので、誰もいません。
本殿では準備が進んでいました。
最後に
本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
玉置神社の例祭に行くことができ、素敵な方々とお仕事でき、幸せでした。
写真を撮っていたら、神職の資格を持っているボランティアのAさんがいらして、一緒に記念撮影。Aさんが私の着付けもやってくださったのです。笑顔が素敵!いつか祝詞も聞いてみたいです 😀
玉置神社の神様、宮司さん、神主さん、関係者のみなさま、十津川村の方々、本当にありがとうございました。
また行きます 😀
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