熊野古道を歩きたい!と思われている方がとっても多いようで、私はとっても嬉しいです。
実は、2019年1月1日そうそうに、
なんと
NHKで「超体感 熊野古道 神秘の旅」が放送されました。
その反響があり、私のブログもたくさんの方に見て頂いております。
ありがとうございます。
ご存知と思いますが、今熊野古道を訪れているのは、90%が欧米人です。その中でも、スペイン人、ドイツ人などヨーロッパ系に人気で、カナダ人も多いかな。こんな感じです。
世界から注目されている、世界の旅行で人気NO.10 には入るくらいの人気なんですよ♪
日本人の方にも、どんどんリュックを背負って、熊野古道を歩いてほしいな~という思いで、ブログを書いています。
さらに、熊野古道を歩くために、お役にたてる情報を発信していきたいと思います。
と、、、前置きが長くなりましたので本題へ。
今回は、
熊野古道「中辺路」を歩くために、どうやって東京からアクセスしたらいいか?
具体的は、
熊野古道「中辺路」を滝尻王子~熊野本宮大社を目指し歩く場合に、
まず、「滝尻王子」までどうやってアクセスしたらいいか?
私は何度も熊野古道を行っているの、地図がぱっとイメージできますが、(当時は、車で大阪南港から熊野古道に行くのに必死で、カーナビが頼りでした)
初めての熊野古道を歩く方々にとっては、、、飛行機?特急?新幹線?バス? アクセス方法は?
地理もわからないのに、すぐにイメージをするのが難しいのではないでしょうか。
そこで、今回は、東京から熊野古道を歩くために、おすすめの行き方と帰り方のモデルコースをご紹介したいと思います。
「熊野古道「中辺路」を歩く2泊3日モデルコース」は下記のブログでご紹介してます。地図、熊野古道コース、宿泊、温泉情報は下記ご確認ください
↓↓↓
・初めて熊野古道!2泊3日モデルコース!一人旅におすすめ宿を紹介します
もくじ
まず、熊野古道と熊野本宮大社の場所を確認
地図を見て、熊野古道、そして、ゴールの「熊野本宮大社」の場所をご確認ください。
熊野本宮大社は、紀伊半島の真ん中あたり、山あいに入っているのがわかりますか? 内陸にあるんですよ~、だからはっきり言ってかなり遠いです 😀 だからこそ、昔の上皇や法皇は京都から1か月近くかけて、歩いてきて、何かを得て帰ったのではないでしょうか?
(出典:http://www.tb-kumano.jp/kumanokodo/)
歩くルートは、熊野古道「中辺路」コースです。地図の「中辺路」を見て下さい
滝尻王子~熊野本宮大社
(出典:http://www.tb-kumano.jp/kumanokodo/)
地図の左側、海側にJR紀伊田辺駅があります。中辺路起点の「滝尻王子」から歩き始めるのが一番の人気コースになっています。2泊3日、3泊4日歩いて、熊野本宮大社を目指すルートです。途中にバスに乗ったり、踏破しなくても、好きな部分だけを歩くこともできます
では、だいたいの地理は頭に入ったところで、アクセス方法をご紹介します。
熊野古道「中辺路」を歩くため、起点の「滝尻王子」への行き方
アクセス方法はいくつかありますので、順を追ってご紹介します
①羽田空港から南紀白浜空港へ JALで行く!
②羽田・成田空港から関西空港へ LCCもあります
③高速バスで行く
羽田空港から南紀白浜空港へ JALで行く!
最短コースは、羽田空港から、南紀白浜空港の飛行機です。
所用時間は約1時間。
移動時間が少なくなるので、いちばんおすすめです。
(新幹線で名古屋まで行って、JR特急南紀ビューに乗ることもできますが、名古屋まで(約2時間)、特急で新宮まで(4時間近く)、そして路線バスで滝尻王子を目指すのは、現実的ではありません)
南紀白浜空港からは、路線バスで、そのまま「滝尻王子」に行くことが出来ます!
これが一番楽な方法です。とっても効率的です。
2019年10月27日~2020年2月29日のフライトスケジュール
羽田空港→南紀白浜空港 | 【バス】南紀白浜空港→滝尻王子 |
07:40 →08:55 |
9:40→10:40 |
10:25 → 11:45 |
12:15→13:20 滝尻王子までの直行バスはないので、JR紀伊田辺で乗り換え |
16:25 → 17:45 |
路線バスはありません タクシーで移動して、白浜温泉宿泊をおすすめします
【こちらもおすすめ↓】 |
滝尻に10:53に到着して、歩き始めることが出来ます!
滝尻王子には、熊野古道の「熊野古道館」がありますので、熊野古道の歴史の展示を見ることもできます
トイレも完備
【滝尻王子】
地図もあります!
関西空港経由で「滝尻王子」へのアクセス
関西空港から「滝尻王子」へ行く方法もあります
羽田空港・成田空港から関西空港へ
※伊丹空港や神戸空港は熊野古道まで遠いので、関西空港へ
ただ、南紀白浜空港を利用するよりも時間がかかります。
関西空港への航空券が予約できたら、次はJR紀伊田辺駅までの移動です。
関西空港~JR紀伊田辺駅への行き方
行き方は2つあります。今回は熊野古道を歩く前提ですので、レンタカーは省きますが、半日、または一日だけ熊野古道を歩きたいのでしたら、レンタカーで移動もできます
JRで行く方法・・・所用時間:2時間~3時間(+滝尻王子までのバス40分)
①関西空港からは、JRで日根野へ(約12分)
②JR日根野駅で乗り換え、JRきのくに線 特急に乗る(約2時間)
③JR紀伊田辺駅で下車
バスで行く方法・・・所用時間:2時間~3時間(+滝尻王子までのバス40分)
空港リムジンバスでJR和歌山駅へ約40分、高速バスに乗り換え田辺市街へ約2時間。
時刻表は下記から確認ください
- 関西国際空港
- 関西空港リムジンバス 関西空港から和歌山市間を走るリムジンバス
- 明光バス 田辺と和歌山市間を走る高速バス
※JR紀伊田辺駅に早めに到着できるのであればOKです。ただ、到着時間が遅くなる場合は、JR紀伊田辺のビジネスホテルに一泊して、翌日から熊野古道を歩くようにしましょう
熊野古道中辺路の起点「滝尻王子」には宿はありません。
※JR紀伊田辺に午後に到着の場合は、熊野古道を歩くのを約2時間くらいにして、高原を目指す方法もあります。その場合は、熊野古道の宿 霧の郷たかはらに宿泊をおすすめします。
参考までに下記にまとめます(2019/1/2時刻表)
⇒JR紀伊田辺駅からの路線バス時刻表を確認ください
JR紀伊田辺 | 滝尻 |
9:10 | 9:48 |
10:15 | 10:53 |
11:35 | 12:13 |
12:50 | 13:28 |
14:50 | 15:28 |
関東から夜行バスで「紀伊田辺」へ
池袋・新宿・横浜・埼玉大宮からは夜行バスが出ています
南紀白浜線(ホワイトビーチシャトル)というバスルートになります。
「田辺駅前」で下車
JR紀伊田辺駅で、路線バスに乗り換えます
夜行バスが、田辺駅前には7:30に到着になります
JR紀伊田辺 | 滝尻 |
8:02 | 8:40 |
9:10 | 9:48 |
・JR紀伊田辺駅からの路線バス時刻表を確認ください
熊野本宮大社からの帰路について
熊野本宮大社からの帰路についてご紹介します。
まず、熊野本宮大社の場所を地図でご確認ください
(出典:http://www.tb-kumano.jp/kumanokodo/)
熊野本宮大社は、和歌山県田辺市にあるのですが、とても山間の奥深い所に位置しています。ですので、帰りのアクセスは、JR紀伊田辺駅へ向かうか、JR新宮駅へ行くようになります。そして、乗り換えで、飛行機、夜行バス、特急の方法になります。
1、熊野本宮大社からJR新宮駅へ移動します
路線バスでJR新宮駅へ(所要時間:1~1.5時間)
新宮駅からは、①②の選択肢があります。
①特急+新幹線
JR新宮駅→名古屋(特急ワイドビュー南紀
名古屋→東京方面(新幹線)
②JR新宮駅から(夜行バス)
横浜・東京・大宮へ
2、熊野本宮大社からJR紀伊田辺へ移動します
路線バスでJR紀伊田辺駅へ(所要時間:1.5~2時間)
紀伊田辺からは下記の方法があります
③JR紀伊田辺駅(特急くろしお)→新大阪(新幹線)→東京
④JR紀伊田辺駅(夜行バス)→横浜・東京・大宮
⑤JR南紀白浜空港(飛行機)→羽田空港へ
⑥JR紀伊田辺駅→JR日根野→関空へ
※おすすめは、①②⑤です。
※一番早い方法は⑤の飛行機です。
ただ、熊野本宮大社から出発のバスは14:37(バス時刻表)
【飛行機の時間】
南紀白浜 → 東京 |
09:20 → 10:25 |
12:15 → 13:20 |
18:40 → 19:45 |
・南紀白浜空港フライトスケジュールで事前にご確認ください
熊野古道・熊野三山へのツアーもあります
自分で飛行機や新幹線の手配が苦手という方は旅行会社主催のツアーがあります!東京・大阪・名古屋出発など、各地から熊野三山・熊野古道へのツアーが開催されています
おすすめ宿泊施設
中辺路の宿泊施設はこちらを参考にして、早めに予約下さい。宿が少ないので、春や秋はすぐに予約で埋まってしまいます
初めて熊野古道!中辺路2泊3日モデルコース!おすすめ宿を紹介します
⇒【熊野古道】中辺路の宿泊!中辺路町・小口・那智!歩くための宿はどこがおすすめ?
熊野古道歩きにおすすめ本
最後に
熊野古道「中辺路」を歩くのに起点である「滝尻王子」への行き方をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
東京からのアクセス、おすすめNO1は飛行機です!
羽田空港から、南紀白浜空港まで約1時間10分!
とても早いです!そして、早めに予約すれば9900円で行けちゃいます!
これは、絶対オススメです。
それぞれの方の体力、脚力にもよりますが、自分に合ったスケジュール、ルート計画を立て下さい!無理がないようなスケジュールで、熊野古道を楽しく歩くことが一番お勧めです
また、おすすめ時期ですが、春・秋です。
熊野の夏は、とても蒸し暑いですので、炎天下の中を歩くとバテます
4月、5月、6月、9月~11月くらいがおすすめです。
素晴らしい熊野古道の旅になりますように
熊野古道に行くなら、是非泊まって頂きたいのが「わたらせ温泉 やまゆり」です。露天風呂が西日本一大きくて、ゆっくり過ごすことができます。温泉はもちろん源泉かけ流し! 熊野本宮大社や熊野古道への送迎もあります
何度も泊まっています。お料理も季節の懐石で朝は熊野名物のおかゆもでますよ♪ 貸し切り露天風呂がとても広いのでご家族やカップルも十分に楽しめます。子連れファミリー、三世代のご旅行にも自信を持っておすすめしたい温泉宿です。
和室と和洋室を選べます。またわたらせ温泉「やまゆり」の他、「ささゆり」「ひめゆり」もあります。
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