和歌山県にある熊野本宮大社の周辺には、3つの温泉郷があります。3つの温泉は、車で30分以内の距離しか離れてないのですが、泉質が全く違う温泉です。また湯の峰温泉には世界遺産に登録されているつぼ湯もあります。
- 湯の峰温泉
- わたらせ温泉
- 川湯温泉
湯の峰温泉には、お客さんをご案内し泊まってますし、公衆浴場にもよく行ってます。温泉の質が強くと熊野古道を歩いた後には効く~って感じで大好きな温泉。湯の峰温泉には老舗の温泉旅館、民宿、露天風呂があるホテルなど小さい温泉宿が多い、こじんまりした湯けむり上がる温泉郷です。
熊野古道を歩きに行ったり、熊野三山の神社巡りに行かれる人に、どこの温泉に行ったらいい? おすすめの宿はどこ? と聞かれることが多いので、今回は、個人的な意見+じゃらんの口コミで「湯の峰温泉の宿泊施設のランキング」
湯の峰温泉の宿情報、旅館、民宿についてご紹介します。1泊2食付きの他、1泊朝食付き、素泊まりの宿もあります。
もくじ
湯の峰温泉とは
和歌山県の湯の峰温泉は、世界遺産に登録されている熊野本宮大社に至る熊野参詣道の一つである「熊野古道・中辺路」の道沿いに位置しています。開湯1800年ととても歴史がある温泉です。
湯の峰温泉は源泉かかけ流しです。温泉の温度が90℃以上ととても高く、加水しない温泉を「くすり湯」と言います。
湯の峰温泉は、熊野詣の最終終着地の「熊野本宮大社の湯垢離場(ゆごりば)」として、古くから熊野古道を歩いてきた多くの人々が利用してきた温泉です。熊野へ詣でる前に、人々はこの湯の峰温泉で、湯垢離場として身を清め、長旅の疲れを癒していたそうです。
湯の峰温泉は大型バスが入れるような規模ではなく、どちらかというと湯けむりがあがる風情がある温泉町です。「公衆浴場前の川沿いには「湯筒」という熱湯の源泉の自噴口があり、温泉の蒸気を利用して、温泉卵やふかしイモを作ることが出来ます。近くのお店で卵やお芋は購入できます!
この湯の峰温泉には世界遺産に登録された温泉「つぼ湯」もあります。30分貸切の温泉で予約はできません。
詳細はこちら⇒世界遺産の温泉「つぼ湯」7色に変化する不思議な温泉の入浴方法・料金
湯の峰温泉の老舗旅館「あづまや」
湯の峰温泉のど真ん中に位置し、バス停の真ん前、公衆浴場に近い老舗旅館は「あづまや」は木造純和風の歴史ある温泉宿です。実は、温泉にも鮮度があり、空気に触れると、時間とともに鮮度が失われていきます。あづまやでは湯屋のすぐ脇にある自家泉源から湧き出したばかりの新鮮な湯を楽しめます。
【湯の峰温泉「あづまや」の特徴】
- 三つの自家泉源がある
- 日本に数軒しかない温泉むしぶろがある
- 良質の自然湧出温泉使用の温泉料理は好評
- 世界遺産「つぼ湯」の目の前、バス停の目の前の好立地
客室数22部屋、最大100名収容。1泊2食付き15000円~。人気の宿なのですぐ満室になります。予約しようとしても毎回満室で次こそは宿泊したいです。早めの予約がおすすめ
大きめの露天風呂と和洋折衷の料理が自慢「湯の峯荘」
湯の花いっぱいの温泉が自慢「伊せや」
湯の峰温泉の中心に位置し、公衆浴場、バス停にとても近い温泉宿。源泉100%掛け流しで温泉には24時間入浴でき、湯治場を目的とした旅館。もともといせやさんは「伊せや」は江戸時代に創業した約250年の歴史ある老舗温泉旅館だったのですが、紀伊半島大水害があった2011年に一度廃業。2015年12月に新しいオーナーで営業を再開されました。ちょっとシステムが変わっていて、食事つきも可能ですが、素泊まりも可能!支払いは現金のみ、クレジットカードは使えません
【いせやの特徴】
- 源泉かけ流しの温泉が素晴らしい。湯の花いっぱい
- 老舗旅館なのにお値段がリーズナブル
- 週末・連休などで料金が変わらない。365日同料金
- 素泊まりプランも選べる
- 湯治プランがある
湯の峰温泉の旅館にしては、とってもリーズナブルなお値段。実は夕食はお弁当のようです。2019年10月に宿泊予定だったのですが台風で残念ながらキャンセルしました。 宿泊した友人の感想は「温泉が凄い良かった~、湯の花がすごかった~、オーナーがとても親切だった~」
14室60名収容、素泊まり5100円~
湯の峰温泉の民宿「くらや」
湯の峰温泉の民宿「やまね」
湯の峰温泉のバス停から徒歩5分。お料理自慢の民宿。熊野の食材を使い、湯の峰温泉の温泉水を使用したお料理はすべて手作り。温泉は24時間かけ流しのくすり湯。水で薄めていないので、すご~~く熱かったです。自分で水で薄めてちょうごいい温度にしてはいることができます。くすり湯は最高!(くすり湯とは加水していない源泉かけ流しの温泉)
5室 13名収容。1泊2食 8,150円~、繁盛期(年末年始、お盆、GWなど)は特別料金。
最後に
湯の峰温泉は開湯1800年の歴史ある温泉、昔から熊野古道を歩いてきた人々が湯治として入っていた泉質のいい温泉です。もちろん源泉かけ流し、源泉の温度が90度近いのです。ほとんどの温泉宿では、先にお湯をためてくれているので、温泉に入る頃にはちょうどいい温度になっていると思います。
私自身、湯の峰温泉の温泉宿を紹介したら、宿泊した時のことをいろいろ思い出し、また泊まりたくなりました~。湯の峰温泉好きなんですよね~。熊野古道を歩いた後は特に効く~って感じで私のお気に入りです。
是非、湯の峰温泉に宿泊されてください。こじんまりした宿が多いので、部屋数が少ないので、早めの予約がおすすめです
湯の峰温泉に泊まるなら、熊野本宮大社へ是非お参りください
⇒熊野本宮大社の最強パワ―スポットは大斎原!大鳥居!絶対に行くべき「聖地」
熊野古道を歩くなら「発心門王子~熊野本宮大社」コースがおすすめです