こんにちは!
熊野古道や那智の滝へ行く人が増えているのかな~?
那智の滝へはどうやって観光したらいいですか?
熊野古道はどこを歩いたらいいですか?
などなど質問もありますので、やはり熊野に行くなら「那智の滝」にはぜひとも行ってもらいたいので、那智山の回り方をご紹介します
もくじ
那智の滝への行き方と回り方
この前、紀伊勝浦のホテルにチェックインしている時に、横で女子旅の二人がフロントにいろいろ聞いていて。黙って聞いていたけど、やっぱり熊野LOVEの血が騒ぎ、、、(≧▽≦)
ついつい、フロントさんの目の前で、那智山・那智の滝の回り方を説明しちゃいました!
みなさんどういうルートで行ったらいいか、時間はどのくらいかかるのかな、、、など知りたいとのことでした。そうですよね、那智の滝を見た後に、次はどこに行って、どこを回って、といろいろ行きたいですもんね。
初めての熊野古道・那智の滝なら、絶対そうですよね!
ということで、那智の滝の巡り方を簡単にご紹介します
まずは地図で確認しよう
歩いて、「熊野古道・大門坂~熊野那智大社・青岸渡寺~那智の滝」を参拝するか?
それとも
車で回るか?
地図を見ながら、自分の脚力・体力と相談して決めましょう。
足の調子が悪い方、シニアの方、小さなお子様連れの場合は車をおすすめします
歩いて回る場合は2時間半~3時間みておいたらいいですよ。早く歩いていくだけならもっと早く行けると思いますが、那智は見どころが多いのです。。せっかくなので楽しんでくださいね。
神様へのご挨拶大事ですから!
所要時間は?
【大門坂から歩いて参拝する場合】
約2時間半
大門坂駐車場を出発して、大門坂を歩いて、那智山へ
熊野那智大社への階段の参道を歩いていきます
熊野那智大社へ参拝
そのまま、となりにある青岸渡寺へ
階段を下っていき、那智の滝へ
このような順番で回っていきます。
帰りは、歩いてもいいですけど、那智の滝前からバスに乗って下ることができます。8時に出発すると、那智の滝をゆっくりみても11時には見終わることができます(ゆっくり歩くともっとかかります)
【車で青岸渡寺の駐車場まで行く場合】
一番歩く距離を短くするルートです。
所要時間は、参拝にどのくらい時間を取るかにもよりますが、那智の滝周辺の駐車場と青岸渡寺の駐車場の二か所の駐車場に停める場合は、
約1時間半
まず、車で「青岸渡寺」まで車で移動できます、その際「防災道路」を通りますので、通行料金800円が必要になります。
那智の滝周辺の駐車場についてはこちら
熊野那智大社・青岸渡寺に参拝します。
次に、車で下ってきて、車を那智の滝周辺の有料駐車場へ車を停めます。駐車場代は500円くらい
そして、歩いて那智の滝・飛龍神社へ
300円支払って遥拝所から那智の滝を望みます
ミストを感じでとっても気持ちいいです
【駐車場を一カ所にする場合】
那智の滝周辺の駐車場に車は停めて、歩いて「熊野那智大社・青岸渡寺」に参拝する場合
那智の滝周辺の駐車場から歩いて参拝することもできます。かなりの石段をのぼっていきます・・・(≧▽≦)
那智山参道はいきなり石段です
階段は467段
石段が長いので、休み休み歩いてくださいね。途中、お店もあります
歩いて参拝した方がご利益あるのかな~?!
詳細はこちらを参考にしてください
紀伊勝浦に宿泊している場合
朝早くから出かけましょう!
せっかく宿泊しているのですから、観光客がわんさと来る前に静かな熊野の自然を満喫できる特権!是非8時までには出発しましょう!
土日、連休でしたら、AM10時位には車も数も増えてきます。
ねらい目は、8時前出発です。
駐車場もガラガラですし、熊野古道「大門坂」も人が少ないのでゆっくり堪能できます。また、熊野那智大社に到着してからも、時間が早いと御朱印帳で並んだり、参拝するのに並ぶ必要もなくなります
午前中に那智山を観光をすることができます!
熊野古道・大門坂を歩きたい場合は、遅くとも大門坂駐車場を午後2時には出発しましょう。青岸渡寺は午後4時半で閉まります。また那智の滝の上に登って那智の滝を体感できる場所も4時半で閉まりますので、早めの出発がおすすめです。
モデルプランと所要時間
8:00 紀伊勝浦の宿を出発
8:30 熊野古道 大門坂駐車場
※トイレ休憩を済ませ、飲み物を持って、カメラを持って、いざ歩いて参拝します。 歩くのに自信がない方は、竹杖が置いてありますので借りましょう!無料です(*^^)v
大門坂の石碑の前で記念撮影♪
そのまま、道路を歩いていくと「大門坂茶屋」に着きます。
【オプション】
平安衣装のレンタルができます。
これ、超おすすめ☆
平安衣装をレンタルする場合は、事前に予約しておく方がいいですよ。人が多い場合は時間がかかる場合があります。
レンタル衣装代はこちらを参考に(2021年12月)
8:45 大門坂の夫婦杉
樹齢800年です
これぞ、熊野古道!という場所です
パンフレットでよく見かけませんか?
大門坂を登りきるのにだいたい40分くらいかかります。ゆっくり写真を撮っているともう少し時間がかかります。
9:30 那智山参道
ここから階段467段です
ずっとずっと、歩いていきますと、やっと熊野那智大社と青岸渡寺の大門の分かれ道。右に行くと青岸渡寺、左に行くと熊野那智大社の鳥居へ。上で繋がってますので、どちらからでも行くことが出来ます。
熊野那智大社の鳥居
10:00 熊野那智大社に到着
ご神木の胎内くぐり
生まれ変わりの儀式です。是非是非!
そしてね、おみくじもやってみて!
熊野那智大社のおみくじは、ちょっと面白い😊 日本一のおみくじです・・・行ってからのお楽しみ♡
10:30 青岸渡寺へ
お線香をそなえてもいいですよね。私、毎回やってます
こちらは二礼二拍手ではなく、密教系になりますので真言を唱えてお参りします。
青岸渡寺は、西国三十三観音巡礼の一番札所です。御朱印を頂いたり、如意輪観音さまの肖像のなんというのでしょう、絵かな。これを購入することができます。
私はなんか如意輪観音さまが好きで、買っちゃいます。一枚お友達に送ったので、前回行った時にこそっと買ってきました!
熊野那智大社と青岸渡寺を参拝したら那智の滝へ
とその前に、茶店「見晴亭」、ご当地グルメの那智黒ソフトクリームを食べてみてください♪
その隣に公衆トイレがあります。きれいなトイレですのでご安心を。
地図を参考にしてくださいね
三重塔の方へ行ったら間違いないです
ここは写真スポットです!
三重塔の前を通ります。中に入ることもできます。上に登ると、那智の滝の滝つぼを見ることができるので、是非お時間ある時は行ってみてください。ブラタモリの撮影はここでやってました!
さらにずっと下っていきます
石畳の階段、けっこう段差がありますので注意してくださいね
鎌倉時代の階段です
足元に注意してください
ゆっくりゆっくり歩いてください。段差がキツイので、横横歩き、かにさんみたいに歩くと歩きやすいかも
11:00 那智の滝の飛龍神社の鳥居に到着
ここからまだ歩いてきますよ~
那智の滝への階段はこんな感じです
300円支払って、那智の滝へもっともっと、近づいていきましょうね
長寿のお水を頂きまして、、、
ここで是非記念撮影してくださいね
那智の滝のミストが感じられるかな?!
ガイドをしていると自分の写真は少ないんだけど、撮ってもらっちゃった(≧▽≦)
こんな感じで、那智の滝と写真が撮れますよ~
遥拝所は2カ所ありまして、下からの方が全体を写真に収めやすいかも。上はミストを感じられ、滝に近くになります
那智の滝を見たら、車を大門坂駐車場に置いている人は、那智の滝バス停からバスで大門坂駐車場へ行くか、歩いて大門坂へ戻ることもできます。
歩いて大門坂駐車場へ行く場合は車道を歩いて行って、大門坂の2丁目から夫婦杉の方へ下っていくのがベスト。
車なしの方は、那智の滝バス停から紀伊勝浦駅へ
⇒バス時刻表
午前中に那智山を観光したら、次はどこに行く
勝浦のおいしいお店のランチは2時くらいまでです。それ過ぎるとランチ難民になっちゃいます。お気をつけて
ランチは勝浦・新宮がおすすめ
⇒那智の滝・熊野那智大社周辺のランチおすすめ!まぐろ?そば?
午前中に那智の滝に行ったら、午後からは新宮方面に移動して、「熊野速玉大社・神倉神社」に行くのがおすすめです
大門坂駐車場から歩いた時のインスタ
参考にしてください
那智の滝へのバスでのアクセス方法
那智の滝のおすすめ宿
旅行会社主催のツアーが簡単!
熊野古道歩きにおすすめ本
日本だけでなく、世界の宗教や聖地に精通された植島先生ならでは一冊です。熊野のことがとても詳しく書いてあります。使われいる写真も素晴らしくオススメの一冊です。
那智の滝おすすめ動画
台風の大雨に飛龍神社に参拝し那智の滝を拝みました。すごい水量で大迫力でした。こんな那智の滝はなかなか見ることが出来ません!
穏やかで癒しの那智の滝の動画はこちらです
最後に
那智の滝の回り方をご紹介しました
いかがでしたでしょうか?
所要時間はだいたいの目安にしてください。写真を撮る時間、参拝時間、歩く速度によって変わってきます。神様にご挨拶するので、時間ばかり気にして回るよりも、早めに出発して、ゆっくり心行くまで参拝されるのをおすすめいたします。
那智の滝に行くなら、是非熊野三山のひとつ「熊野那智大社」に参拝して、西国三十三観音巡礼の一番札所の「青岸渡寺」にもお参りください。
階段は歩くのが難しいという方は青岸渡寺の駐車場も利用されると階段を歩かずにすみます
では、素晴らしい熊野旅を!
素敵な参拝を!
こちらも参考にしてください
熊野古道を歩くなら、履きなれたシューズで!カバンはリュックがおすすめ
http://kumano-fan.com/kumanokodo-backpack-5214