6月の梅雨の時期、7月や8月の夏休みに熊野古道を計画している方もいらっしゃるのでは?
熊野古道は山だから涼しいのでは?!と思っていらっしゃいますか?
夏の熊野古道も暑いです!
すごく蒸し暑いです。
特に夏の熊野古道は無理をしないようなスケジュールで!
楽しめる範囲内で計画を!
熊野古道を少し歩き、紀伊半島の絶景の海岸線のドライブや奇岩巨石の景勝地を巡ったり、神社巡りをしたり、熊野古道+観光旅行がおすすめです。
また、夏休み、お盆時期は、熊野古道の周辺の温泉宿は混雑しますし、値段も高騰します。
早めの予約がおすすめです。
もくじ
梅雨の時期の熊野古道
熊野古道がある紀伊半島は山深く、多雨の地域でもあります。梅雨の時期は湿度も高く雨が心配になってきます。あれだけの樹木が何百年も生育しているのですから、雨も必要ということです。
小雨でも歩くことはできますが、雨が激しい場合はびしょびしょに濡れますのでバスで移動にした方がいいです。神社参りにするなど雨の場合は、予定を変更し、臨機応変に動いた方がいいですよ。温泉三昧、神社巡りや熊野古道のパワースポット巡り、奇岩巨石巡りもおすすめです。私も以前、雨になった時は「世界遺産の温泉 つぼ湯」に行きました。
やっぱり気候がいい時期に熊野古道を歩くのがおすすめです。5月の新緑の時期や10月11月の秋のシーズンが歩きやすい!ただでさえ、歩くのが大変なのですから、景色を楽しめる時期に熊野古道を歩きに出かけられるのをお勧めいたします。(⇒熊野古道のおすすめ季節は?ベストシーズンはいつ?)
梅雨の時期の熊野古道、どうしても歩きたいのでしたら、2,3時間コースの熊野古道「大門坂~那智の滝」がおすすめです。または、熊野古道・伊勢路「松本峠」の1時間コース、鬼が城まで歩いて2時間コースをおすすめいたします。梅雨の合間の晴れもありますので、お天気によって柔軟に対応されてください。
自然にはかないません。無理しないスケジュールで熊野古道のご旅行を楽しまれてください
雨の場合の代替えプランおすすめ
夏の熊野古道
7月8月の「夏の熊野古道」は、気温も高く、蒸し暑いので、軽めの熊野古道がおすすめです。
長く歩きたい人は、秋や晩秋の10月や11月がおすすめです。1泊2日であれば大雲取越、小雲取越はいいと思います。前泊が必要になるので正確に言うと2泊3日になります(紀伊勝浦に前泊して歩くといいですよ)
実際に8月に歩きました!ただ、気温が高いと体力を消耗しますでのしっかり水分補給して行動食も持参のうえでお楽しみください。平地は暑いですが、山間に入って木陰の中を歩く時間が長い大雲取越は夏もおすすめ。ただ、朝8時から歩き始め夕方5時くらいに小口に到着になるので歩き慣れた方におすすめします。初めての方は、小雲取越だけでも楽しめます
宿泊は小口自然の家がおすすめです
森の中、木陰だけに熊野古道があるのではなく、太陽がさんさんと照り付ける道もあります。都会で夏暑いのと同様に熊野古道も暑いです。それでも、夏休みしか行けない!やっと長期休暇が取れるから「熊野古道」を歩きたい!という方もいらっしゃると思います。
熱中症対策、脱水症状になったりしては大変ですので、休憩を取りながら、ゆっくり歩き、水分補給はしっかりと!
特に、初心者は無理をしないスケジュールで、「熊野古道を楽しむ!熊野古道を体験する!」くらいの気持ちで訪れたらいいと思います。
また、標高差のあるルートや険しい山道、ロングトレイルは暑いので汗もかき、かなり体力を消耗しますので、体力脚力の自信のある方は大丈夫かもしれませんが、、、普段歩き慣れていない方、初心者は無理をなさらないように!
夏の熊野古道は、少し歩き(半日、2~3時間)
名所の「熊野三山」の熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社へ参拝されるのもおすすめです。奈良県十津川村にある「玉置神社」は熊野三山の奥宮と呼ばれています。秘境の神社でただいま人気ですよ
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おすすめルート
初心者におすすめ「夏の熊野古道」を3つご紹介します
大門坂
熊野古道といえば、絶対ここ!という「THE 熊野古道」という場所です。
ほとんどの熊野古道の写真は、この大門坂で撮影されています。
大門坂
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熊野那智大社
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青岸渡寺
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那智の滝(飛龍神社)
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大門坂
距離:2.5km
所用時間:2~3時間
※帰りは那智の滝からは路線バスで戻ると楽です。
熊野古道を歩き、熊野那智大社、青岸渡寺、熊野飛龍神社「那智の滝」をめぐることができるので、初めの熊野古道には絶対おすすめのコースです!
【熊野那智大社】
【日本一の那智の滝】
伊勢路・松本峠
熊野古道・伊勢路「松本峠」
距離: 約4.1km(JR大泊駅〜JR熊野市駅)
歩行時間: 1時間45分
発心門王子
発心門王子から熊野本宮大社に向かうコースは、人気コース!
発心門王子から神域に入ると言われています。
距離は大門坂よりも長くなりますが、杉林の中を歩いたり、途中に「伏拝王子の茶屋」もあるので、休憩を取り水分補給もできます。自販機もありますが、水が売り切れいていることもあるので、必要な水分は持っていきましょう♪
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夏の熊野古道の服装
夏も長袖がおすすめ!
暑いですが、虫よけ、日焼け対策として長袖・長ズボンがおすすめです。
長袖シャツ、長ズボン、
帽子、レインウエア
靴下は長めがいいですよ、ズボンと靴下の間が肌が出ていると虫に刺される可能性があります。
日焼け止めや帽子も必需品です
虫よけスプレーやヒル対策用のスプレーもあった方がいいですよ。暑い時期は虫が多い
虫よけのシャツもあります!
詳細はこちら
熊野古道のお天気は?
気象庁ホームページをリンクしています。熊野古道に行く前にお天気や気温を確認し、季節に合せたハイキングの服装を準備ください。
・和歌山県新宮市
・三重県尾鷲市
・奈良県十津川村
・和歌山県田辺市本宮
おすすめ温泉宿
那智の滝に行くなら
大門坂を歩く場合は、那智勝浦温泉に泊まるのがおすすめ
⇒那智の滝の観光におすすめ宿泊施設!日帰り温泉!海が見える露天風呂!
⇒【宿泊】那智の滝!那智那智大社に近い宿泊施設!温泉宿!ホテル!民宿情報
◆太平洋から昇る朝日が最高「休暇村 南紀勝浦 」
◆洞窟風呂がおすすめ「南紀勝浦温泉 ホテル浦島 」
ここでしか味わえない洞窟風呂、太平洋を眺めながら温泉を楽しめます。「忘帰洞」は行く価値がある温泉
◆最高級の宿で過ごすなら・・・「勝浦温泉 ホテル中の島 」
熊野本宮大社に行くなら
発心門王子から歩く場合は、熊野本宮大社周辺の温泉がおすすめ。泉質の違う温泉が3つあります。それぞれ熊野本宮大社から車で30分圏内。路線バスでも行くことが出来ます。川湯温泉みどりや、わたらせ温泉は送迎がありますので、電話をしたら熊野本宮大社のバス停までお迎えに来てくれますので、とても便利です。
川湯温泉「みどりや」「まつや」、わたらせ温泉「やまゆり」「ささゆり」に宿泊すると発心門王子まで無料で送迎してもらえます。
⇒【湯の峰温泉】宿のおすすめはどこ?あづまや?湯の峯荘?世界遺産の温泉は?
お盆に熊野をガイドしました
昨年、お盆の時期にガイドの依頼がありまして、熊野古道と熊野三山、玉置神社などをお客様にご案内しました。3泊4日の体験談をまとめてくださってますので、よかったら参考にしてください
⇒【熊野の女神に導かれて】熊野古道体験談!カリスマガイド?!と呼ばれて…その後昇格?!
お盆に熊野古道を歩ける?
(笹の滝)
実は、私の友人夫婦は、お盆にしか熊野古道に来れないということで、熊野古道を歩きは3泊4日、プラス熊野古道観光して、全部で5泊6日歩きました。ただ、日頃から歩いているので暑かったみたいですけど、歩き切ってました。本当に夏の熊野古道は平地は普通に暑いです。都会と一緒(≧▽≦)
(鬼が城)
熊野古道は2人で歩いて、熊野古道周辺の見所、磐座、山、川、滝、海は私がガイドしました!
熊野の観光名所はもちろんですが、日本の海!熊野古道の海も体験してほしかったので、海でも泳ぎました!
【観光名所にで訪れた場所】
・鬼が城
・瀞峡
・笹の滝
【熊野観光で泊まった宿】
【歩いたコース】
泊まった宿は、予約が取れなかったり、何件も電話してやっと「川湯温泉」は予約できたそうです。
・南紀勝浦温泉 くつろぎの宿 料理旅館 万清楼
満室で断れるときにも、とても親切な電話対応で、びっくりしていました。なんでこんなに熊野の人は親切で温かいの?! 熊野古道に行く前から、熊野の人のやさしさに触れ感動していました。
二人とも毎日歩いて、体を鍛えているので、夏の熊野古道は暑いよと言ってましたが、歩けると自信満々で、実際に踏破しました!
まずは、観光案内所に相談してパンフレットを送ってもらいましょう!
無料です!
熊野古道歩きにおすすめ本
写真がすごく綺麗なガイドブック!2泊3日で気軽に歩ける「中辺路ルート」や温泉やカフェ、おみやげ情報も満載。女性の目線で詳しい情報がまとめられていますので、熊野古道を歩く前の準備に役立ちます!
熊野古道の歩き旅の体験本です。地図が付いているので役立ちます。
伊勢神宮からの道のりがどんな感じなのかイメージしやすく、筆者の「珍道中」が綴られていて楽しい内容でありながら、細かい説明があるので「お伊勢参り」や「熊野古道」、「熊野」の情報収集できる。
一般のガイドブックには載っていない神社の紹介や「2泊3日や3泊4日のおすすめプラン」もあり、とても充実している一冊です。
7月に那智の滝に行ってきました
前回の話はこちらをご覧ください
⇒【体験談】熊野にいます!初日の熊野!紀伊勝浦の面白い出会い ~2020年7月熊野旅①~
最後に
夏の熊野古道についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
熊野古道の夏も大変暑いのて、熱中症対策をして、水分補給をしっかりとってお出かけください
無理のないスケジュールで、熊野古道を少し歩き、熊野古道周辺の観光名所を訪れるのがおすすめ旅プランです。
素晴らしい夏休みを!
おすすめ観光名所
熊野古道の温泉はこちら
夏だけ遊べる「水遊びスポット」はこちら